概要
岩礁に大量にくっついている生き物。名前はリクガメの腕に似ている事に由来している。別に猿の手みたいに何かを対価に願いを叶えて貰うなんて事は出来ない。
名前からして爬虫類の死骸なんじゃないの?と思った方もいるかもしれないが、歴とした甲殻類の仲間である。
それにしては身が貝類みたいだが、これはフジツボと同じく頭部と腹部が退化した為である。一応、幼体は「ノープリウス」と言って、エビを思わせる姿をしている。
波に攫われて来た有機物を伸びた脚で捕食する肉食性。
ちなみに、身の部分は食べる事が出来るが、採集の際には殻で手を切らないように注意しなくてはならない。
食べる際は、茹でるのが一般的。食感はアサリなどの二枚貝に似る。