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アイ・シティ

あいしてぃ

板橋しゅうほうの近未来超能力バトル漫画。OVA・劇場公開もしている。 単行本は1984~1985年に双葉社から全2巻発行。映画化記念スペシャル版として1990年に描き下ろしが追加された全2巻が出版された。1996年に大都社より新装版全2巻が発行される。

書きかけの項目があります。出典の詳細が解る方は加筆修正をお願いします。

あらすじ

ライデンが愛車のBMWで夜の街を流していると、ケイ、アイと名乗る一文無しの親子に助けを求められ、なすがままに愛車に乗せてしまう。しかし直後に、額に数字のある謎の女から超能力による追撃を受け、逃走を余儀なくされる。サイキックバトルの熾烈な攻防の中、殺されそうになったアイの意識が暴走し、触れていたケイが強大な超能力を発揮、夜の街が割れて不気味な位相空間が出現するのだった...

登場人物

フロア1983

本作の舞台となる世界。1993年の日本の都市を再現した巨大な円筒形の世界。

ヨシオカ・ライデン

本作の主人公。現職のベテラン警官でアケミという妻を持つ。レーサー志願であったが、視力の問題で断念。車の趣味が高じ、退職金を前借してアルピナ・チューンのBMWを購入。

Kとアイの逃避行に巻き込まれ面倒ごとを嫌うも、人の好さからつい助けてしまう。最初は敵対していたK2に慕わるうち惹かれるようになり、アケミとの板挟みになる。

K(ケイ)

元大学生。ある日校内での呼び出しに応じ、フラウドの施設で手術を受け『ヘッドメーターズ』という疑似超能力者となる。

試作品としてクゥ・ラグア・リーが自ら手掛けたヘッドメーターズで、チューンドマンの能力を併せ持つ。全身の主だったツボの108箇所がセンサーに包まれ、常時『急場のバカ力』を『普通のバカ力』にできる。センサーはヘッドメーターがレベル5以上で始動でき、発光する。

しかし同じ手術を受けた恋人のエツコが死に、そのショックからメーターが5までしか上がらない不良品となる。超能力としてはスプーン曲げもできず、カンが鋭くなる程度。

アイ(I2)に父親と名乗り、謎の施設を脱走。

I2(アイトゥー/アイ)

Kの元恋人、エツコのクローン。Kを父と慕う謎の少女。

他者の激しい感情に反応し、彼女自身が引き金となって強大なエネルギーへと増幅させてしまう。

そのため『伝説のトリガー』としてフラウドやアロイから追われることになる。

K2

Kの女性クローン体。ヘッドメーターズの一員で、半身同様であるKとひとつになりたいという偏執的な愛情を持つ。事故により一時的に記憶を失い、Kらと行動を共にするようになり、その際ライデンを愛するようになる。

アケミ・ライデン

ライデンの妻。

スギウラ

ミヤサカ

タケナカ

リー

地下街のガードマン。

K2が吹き飛ばされた位相空間の近くにたまたま居合わせた野良猫。位相空間に尻尾を焼き切られ、アイに助けられる。

フロア2183

ライ・ロー・チン

フロア2183の国家首相。老人だが、培養カプセルのような生命維持装置を備えたパワードスーツに納まっている。

アロイ

フラウド

ヘッドメーターズという疑似超能力者を従える秘密結社。

クゥ・ラグア・リー

J

イー

リャン

おしゃべり人形

A

B

用語解説

  • 創造主
  • フロア1983
  • フロア2183
  • ヘッドッメーターズ - 額にデジタル表示の

アニメ

1986年にOVA作品として製作され、1986年7月26日(OVA発売日)には東宝系にて公開された。

キャスト

  • ケイ - 鈴置洋孝
  • アイ - 上田由紀
  • ライデン - 野沢那智
  • K- 2 - 小山茉美
  • クゥ・ラグア・リー - 小林清志
  • ライ・ロー・チン - 永井一郎
  • アロイ - 渡部猛
  • ティ - 八奈見乗児
  • ミスターJ - 堀内賢雄
  • イー - 銀河万丈
  • リャン - 二又一成

スタッフ

  • 原作 - 板橋しゅうほう
  • 監督 - 真下耕一
  • 企画 - 藤原正道、高橋豊
  • プロデューサー - 加藤博
  • 脚本 - 園田英樹
  • 演出 - 大庭寿太郎
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 井口忠一
  • 作画監督 - はばらのぶよし、松田芳明、工藤柾輝、長島正徳、田中正弘
  • 撮影監督 - 鳥越一志、杉山幸夫
  • 音楽 - 鷺巣詩郎
  • 音楽プロデューサー - 大石稀哉
  • 美術監督 - 新井寅雄
  • 音響監督 - 松浦典良
  • 編集 - 正木直幸、赤堀義浩、古橋宏
  • 製作 - 東宝、ムービック、葦プロダクション

備考

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