概要
岡山県新見市にあるJR西日本の駅で、1930(昭和5)年に三神線(現在の芸備線)の駅として開業した。新見駅管理の無人駅である。
木造の駅舎が残存しているが、現存する部分はかつての待合室部分に過ぎず、左側に事務室が存在していた。簡易委託化に伴い1990年代に解体されている。
2017(平成29)年度の平均利用客数は11人である。
早朝下りに1本存在する快速列車の停車駅である。
駅構造
2面2線の地上駅。交換可能駅で、朝に2回当駅で行き違いを実施する。駅舎側にあるのは下りホームで、「東城広島方面」と書かれたホーロー板が柱に取り付けられている。上りホームは、下りホーム東城寄りにある構内踏切で連絡している。このほか、各ホームに名所ガイドと書かれた看板が建植されている。
芸備線岡山支社管内の交換可能駅は当駅のほかに東城駅、備後落合駅が存在するが、東城駅は片面の閉鎖、備後落合駅は系統分離のため事実上当駅のみとなっている。また、伯備線内ではあるが布原駅でも交換可能である。