概要
岡山県新見市にあるJR西日本の駅で、1930(昭和5)年に三神線(現在の芸備線)の駅として開業した。新見駅管理の無人駅である。
木造の駅舎が残存しているが、現存する部分はかつての待合室部分に過ぎず、左側に事務室が存在していた。簡易委託化に伴い1990年代に解体されている。
早朝下りに1本存在する快速列車の停車駅である。
駅構造
2面2線の地上駅。交換可能駅で、朝に2回当駅で行き違いを実施する。駅舎側にあるのは下りホームで、上りホームは下りホーム東城寄りにある構内踏切で連絡している。
ホームには岡山支社仕様の名所ガイドが建植されており、「矢田石仏」「矢田金比羅宮」「鯉ヶ窪湿原」が案内されている。イラストとして描かれているのは矢田石仏である。
※記載駅名はホーロー板の案内に準拠。
芸備線岡山支社管内の交換可能駅は当駅のほかに東城駅、備後落合駅が存在するが、東城駅は片面の閉鎖、備後落合駅は系統分離のため事実上当駅のみとなっている。また、伯備線内ではあるが布原駅でも交換可能である。
利用状況
- 2018(平成30)年度の1日平均乗車人員は9人である。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 |
---|---|
1981年(昭和56年)度 | 58人 |
2000年(平成12年)度 | 26人 |
2008年(平成20年)度 | 18人 |
2009年(平成21年)度 | 16人 |
2010年(平成22年)度 | 16人 |
2011年(平成23年)度 | 18人 |
2012年(平成24年)度 | 20人 |
2013年(平成25年)度 | 22人 |
2014年(平成26年)度 | 17人 |
2015年(平成27年)度 | 16人 |
2016年(平成28年)度 | 13人 |
2017年(平成29年)度 | 11人 |
2018年(平成30年)度 | 9人 |