幾山河 越えさりゆかば寂しさの 果てなむ国ぞ けふも旅行く
概要
岡山県新見市にあるJR西日本の駅で、1930(昭和5)年に三神線(現在の芸備線)の駅として開業した。新見駅管理の無人駅である。
木造の駅舎が開業時のまま残存しているが、かつて駅事務室だった場所はタクシーの営業所として使用されている。きっぷの発売がある。
2017(平成29)年度の平均利用客数は24人であり、これは新見~備後落合間で新見(726人)の次に多い数値であるが、快速は当駅に停車しない。
岡山県最西端の駅である。
駅構造
1面1線の地上駅。かつては対向式2面2線の交換駅だった。ホームには、駅付近にある県境の二本松峠で若山牧水が詠んだ句、その句碑が建立された際に夫人が詠んだ句、その句碑の除幕式の際に2人の長男である旅人が詠んだ句の3句がそれぞれ2句目までと、それらの句碑までの案内看板が設置されている。設置したのは2005年に新見氏に合併し消滅した「哲西町教育委員会」である。
利用状況
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 |
---|---|
1981年(昭和56年)度 | 28人 |
2000年(平成2年)度 | 71人 |
2008年(平成20年)度 | 37人 |
2009年(平成21年)度 | 36人 |
2010年(平成22年)度 | 37人 |
2011年(平成23年)度 | 38人 |
2012年(平成24年)度 | 34人 |
2013年(平成25年)度 | 33人 |
2014年(平成26年)度 | 23人 |
2015年(平成27年)度 | 22人 |
2016年(平成28年)度 | 23人 |
2017年(平成29年)度 | 24人 |
2018年(平成30年)度 | 25人 |