神杉の町を明るく元気に!
概要
広島県三次市にあるJR西日本の駅で、1922(大正11)年に芸備鉄道(現在の芸備線)の「塩町(しおまち)駅」として開業し、1934(昭和9)年に隣の田幸駅が2代目塩町駅に改称するのに合わせ現在の駅名となった。駅名を譲ってあげるなんて神杉。
木造駅舎を使用しているが、2代目である。駅入口の第1種駅名標はかなり古いものであったが、「JR西日本」マークつきの標準的なものに置き換わった。ホームにある方面標はデザインはそのままに番線が書き加えられた。列車接近時に点灯する接近表示器はしばらくそのまま残っていたがLEDのものに置き換えられた。
2017(平成29)年度の平均利用客数は16人/日である。
駅構造
1面2線の地上駅。
※記載駅名は実際の駅案内に準拠。
地域の取り組み
旧駅事務室は「神杉駅前コミュニティホーム」として再利用されている。
駅構内には「ようこそ 神杉へ!」「神杉の町を明るく元気に!」「気もちのいい神杉駅にしよう!」と書かれ、「かみくん」「すぎっこちゃん」なるマスコットキャラクターが描かれた、駅付近の神杉小学校5年生が描いたイラストが掲出されている。いつの5年生かは不明。なぜか背景がインド国旗の配色である。ちなみに神杉小学校の校章は金色の桜の中央に「神」と描かれている。まさに神杉。
このほかにも「ポイステはいカンぞ!!」という文言とともにカンをゴミ箱に捨てるよう推奨するイラストも掲出されている。