脳内会議とは、漫画的表現の一つである。
概説
人間、生きていると思いがけない場面で苦悩することがある。
そんなときに人は、自身の思考回路を全回転させ、様々な知恵を絞ろうとする。
これを擬人化し、表現したものこそ「脳内会議」である。
会議の風景
基本的には「思考する当人が複数人に分身して議題を論議し合う」というもの。
大体は背景もないような殺風景な空間で行われることが多く、場合によっては椅子も机もなく、立ったままかその場で座っているかして、会議は進行していく。
会議の動向
大体踊っている。進捗ダメです……
そもそも参加者を脳内で増やしたところで、発想元は一人の人間なので、大抵「あぁでもない」「こうでもない」と揉める風景が描写されているうちに、現実世界で事態が進行し、議題の解決が追い付かないのがよくあるパターンである。
会議の円滑な進行
脳内会議が妙に円滑に回り出すと、それは一種の負けフラグである。
先ほども言ったように、会議に参加しているのはあくまで“思考する当人の分身”たちなので、思考者当人と趣味・嗜好・思考傾向はほぼ同一だ。
特に思考がまとめ切れずいよいよ行き詰まってくると、「如何にも妙案に思える発想」に食いついてしまい、熟考せずに可決されてしまい、凡そ碌な事態にならない。
関連タグ
- うまる会議
- 『干物妹!うまるちゃん』のアニメOPに登場するシーン。脳内会議の一種だが、まったく会議していない。