概要
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する駆逐艦娘「吹雪」と正規空母娘「赤城」のカップリング。
腹ペコキャラ属性に打ち消されがちな赤城の「頼れるお姉さん属性」が強調されやすく、吹雪も主人公として動きやすくなるカップリング。
両者の絵師であるしばふ氏も、公式描き下ろしで伊勢を交えたイラストで赤城が吹雪を支える微笑ましいイラストも存在している。
今でこそそこそこ知名度があるが、アニメが放送されるまでは(何故か)マイナーカップリングと言われていた。
史実での繋がりが薄い事、赤城の相方の存在感が強すぎる事、昔の吹雪は単体で注目をあびることが少なく、ドロップ率も他の駆逐艦と比べると低いことから吹雪を育てた事すらない提督も少なくないことなどが関係していたのかもしれない。
これらの要素はアニメ版での活躍や吹雪のさらなる改装により解消されているものの、どちらかといえばまだマイナー気味……どころか劇場版では加賀の方がより吹雪を気にかけていた感じも。
史実ではどちらも南雲忠一提督の旗艦であった共通点があったりする。
(吹雪には第11駆逐艦司令として1930年12月から翌年11月まで、赤城には第一航空艦隊司令官として1941年4月から1942年6月の喪失まで)
『鎮守府生活のすゝめ Vol.3』においてはアニメ版で吹雪が主人公を務め、彼女の成長譚になる事が田中Pによって語られていた。
その中で「吹雪が憧れているのが航空母艦赤城」「ゲームの艦これで企画の初期の初期にあった、もはや失われた太古のベーシックな設定がここで活きようとしています(笑)」とも語られた。
アニメ版において、1話から吹雪と赤城の関係性が強めにフィーチャリングされた。
内容も吹雪が憧れる赤城の居る一航戦の護衛艦を目指し、頑張るというストーリーとなっている。
二次創作ではイメージ通り頼れる空母とそれを追いかける(守る)駆逐艦という印象が強く、そういった内容で書かれることが多いのだが、たまにどこぞの結界組のように、吹雪に依存気味な赤城という何とも微笑ましいパターンで書かれることもあったりする(余談だが吹雪は建造中に「第三十五号駆逐艦」(ミコ)と呼ばれていた時期がある)。
因みに両者とも意味は違うが似たような項目が作られていたりする。
関連イラスト