曖昧さ回避
- 「芝生」の平仮名表記。
- イラストレーターの一人。本項ではこちらを解説。
概要
「艦隊これくしょん」にて吹雪型や一航戦を始めとする看板艦娘を手がけたことで一躍有名となったイラストレーター。デビュー当初は学生だったが、現在はC2プレパラートの社員としてイラストを執筆している。
作風
萌え絵と比較すると少し古風な、写実的な絵柄が特徴。独特の柔らかさや包容力を感じさせるタッチに定評がある。特に初期は、田舎にいそうな純朴な少女…ストレートに言えば芋っ娘を描く事で知られた。ただし、最近は絵柄が『艦これ』初期とはだいぶ変わってきており、三越コスやビキニコスといったはっちゃけた姿の艦娘を描いたりしている反面、芋度はだいぶ低下してきた感がある。初期の絵と今の絵とどちらが良いかは、受け手次第だろう。
メカや武器類に対してもこだわりを持っている様で、リベットから空中線まで細部まで描き込まれている。
人物
性別は男性であるらしいが、実に紳士的な人物である。
また、ツイッター等で様々な名言(主に紳士的な)、伝説(主に紳士的な)を残しているが、中でも吹雪のスカート内の白い所を聞かれた際の「パンツ!パンツです!」はあまりにも有名。
『艦これ』サービスインの頃は成年漫画家のひねもすのたりに絵柄が似ていたことから、別ペンネームと勘違いした者がいたようである。実際にはひねもすのたりが持っているふたなりなどの属性をしばふは持っていないこと、しばふ側の画風の変化などから、明らかに別人であることがわかる。
艦隊これくしょんの担当艦娘の特徴
担当艦娘はほとんどの艦種にわたるので、俗に言う「しばふ艦隊」の結成は容易である。
兵器へのこだわりは艦これでも遺憾なく発揮されており、例えば一航戦/二航戦の中破絵は、史実で被弾した場所と同じ場所が破損している。
日本艦に関しては(2隻を除いて)日本人らしい髪色をしているという特徴がある。初期は草太も同様だったが、同じ睦月型を担当したやどかりの艦に合わせる形でビビッド・トーンの髪色のデザインを投入したのに対して、しばふは特II型で同じ状況になってもこの方針を貫いている。なお、日本艦の例外である神鷹は金髪だが、彼女はそもそもドイツ生まれである。純然たる日本艦の薄雲が初めて灰色系の髪色で描かれている
関連イラスト
担当した艦娘の一例
なお、週刊ファミ通2023年6月1日号にて、氏が書き下ろされた艦これ10周年特集のイラストが表紙(このイラストを使ったイラストカードも付属)を飾ったが、そこには氏の代表艦娘である吹雪改二と共に、しばふ氏のタッチで描かれた時雨改二が背中合わせで並ぶという異例の構図となった(時雨の本来の絵師は玖条イチソ氏)。
氏はそれ以前にも、コンプティーク35周年記念号にて瑞鶴のイラストを寄稿しており、今回はそれ以来の公式しばふ村状態となった。
玖条氏のタッチとはまた違った、しばふ氏独特の素朴なタッチで描かれた時雨はいつもとは違った魅力があり、必見である。