ロボミ
ろぼみ
- 彼女の登場した同名のシナリオイベントについてはロボミ(イベント)を参照。同名の楽曲に関しては言うまでもない彼女のテーマである。
概要
イベント『ロボミ』にて登場。対壊獣決戦兵器の人型戦闘機。
バルツ内の地中に埋まっているのをシロウや羅生門博士たちに発見した。
イベント中に信頼度を上げることで正式に仲間になる。
レジェンドガチャで「レールガン」を入手するとSSR版が加入。
容姿
ピンクの髪は眉の高さで切りそろえられている。理知的だが感情の分かりにくい瞳をしている。
全身機械の体で、足からはジェット噴射が、指先からはミサイルが出る。
アンテナ?がツインテールのようでかわいい。
性格
シロウに(命令権限を与えてからは)忠実で、学習能力が非常に高い。指示を受けずとも自らの判断で行動できる。
与えられた任務上から人を守ることに己を捧げているが、それだけではない優しさも垣間見える。
特に子供に関しては命令の有無に関係なく守る。
学習が進むとお茶目な行動もとったりするが、その際はややポンコツになるので注意だ。
正体
ストーリー終盤で明らかになるのだが、ロボミは元人間である。遥か昔、人を襲う壊獣に対抗する為の兵器を開発していた「ユウキ・タツヤ」と「メグミ」という科学者夫婦がいた。戦況を打開すべく、その兵器には人間と同等の学習能力を必要としていたがロボットの頭脳では限界があり、悩んだ末に「自分の(人間)脳を使い、移植する(薬液でほぐし、樹脂で固めると言う手法)」という結論に至った。そして生まれたのがロボミである。その後ロボミによって戦況を逆転させた機に技術が進み、最終的に当時の壊獣の制圧に成功したため、今の時代でも人間が生きていられるのである。
ちなみに現在のロボミには妻・メグミの脳が移植されている。最初に夫・タツヤが自らをロボミに移植したが、連戦の末に人間の心に機械の体と言うギャップに疲弊し切り、自ら頭を撃ち抜いて自殺してしまう。
ロボミの故障による戦線離脱で戦況はまたも不利に傾き、遺されたメグミもまた自らの命を機械の体へと生まれ変わらせた(この時、彼女は身籠っていたため移植手術に胎児摘出も組み込んだ)。この時、人間的な感情故に自殺したタツヤとは違い、移植時に感情と言う感情を可能な限り抑制する処置をしており、これが最初のロボミの感情に全く起伏が無かった原因である。
実はグラブルでは初の死亡したプレイアブルキャラクターである。壊獣生産工場が存在していた事で今の時代でも壊獣が溢れる事がわかったロボミ達はプラントの破壊に乗り出るが、そこで出現した覇壊獣ゾゴラとの激戦の果てに、脳を保護するカバーが破損してしまった事が原因で死期を悟り、自らの命を引き替えにプラントを破壊したのであった。
「じゃあプレイアブルキャラのロボミは何・・・?」と思われるかもしれないが、エンディングにて彼女のミームを余さず受け取ったシロウが彼女を模したレプリカを不眠不休で完成させている。中に入っているのは人の脳ではなくAIであり、騎空団での活動の末にいつかオリジナルの様に感情的に動くことを期待してシロウが騎空団に所属させている。つまりイベント終了後も使えるキャラ及び召喚石で呼ぶ事のできるロボミはシロウのレプリカという事である(オリジナルが亡くなった後の続編のイベントにも制限されずに連れて行ける)
戦闘での台詞もよく聞くと、過去の記憶を告白した後のような人間らしい振る舞いではないものの、最初に出会った頃の機械的で無感情なトーンでもなく、両方の間のようなカタコトの口調になっている。
特にバレンタイン等のイベントシーンではオリジナルに近いリアクション(恥ずかしがってオーバーヒートする)もしてくれる。
尚、イベント終了前と後で台詞及び性能に変化と言う事は無い。安心してロボミを使用するといいだろう。
愛宿せし鋼の戦士
「私は戦います。もう一度 誰かのために。」
続編ロボミZに登場したガチャ限定のSSR版
シロウが新型のボディに取り付けたロボミの感情制御装置を通して、ケンジがロボミのデータを書き加えることでオリジナルのロボミが復活し、シロウ達のピンチに駆けつける。
プレイアブルキャラクター
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ | |
---|---|---|---|
イベントSR | ハイパーメガトンキック | ブラスターミサイル/アイリスビーム/エネルギーチャージ | 鋼の身体 |
SSR | ハイパー・ソニック・スマッシャー | 超斥力ストーム/アイリス・アーク/ブラスタークロス | リレーション・コンバーター/高機動型ボディ |
性能
- イベントSR版
全体ダメージ、一属性耐性を一つ解除、自己回復・バフとバランスのよいアビリティ構成をしており、戦闘継続性に長ける。
特に耐性解除は優秀なので、場合によってはボス級への出番もあるだろう。
- SSR版
3つ付与され回復不能の「弾薬」と5つ付与され味方のバフか回復で2回復する「エネルギー」という2つの固有ステータスを利用して戦う。
また、サポートにより同じダメージアビリティであれば1Tのうちに2回連続して使用できる。
アビリティと奥義の詳細は以下の通り。
- 「弾薬」を1消費するため3回しか使えないものの、単体3倍ダメージ&防御DOWN(2回まで累積)&TA確定かつCT1という高性能の「超斥力ストーム」
- 開始から3ターン後まで使えず「エネルギー」を2消費するものの、10倍という高倍率の全体ダメージスキル「アイリスアーク」
- 「エネルギー」を1消費する代わりに、CT6に対して継続5Tの50%攻撃力アップ+ガード(7割の確率で3割ダメージ減)の自己強化「ブラスタークロス」
- 「エネルギー」を3消費する代わりに、倍率12.5倍かつ上限216万と高い威力が期待できる奥義「ハイパーソニックスマッシャー」
どれも高性能だが、エネルギーの補給手段(=バフor回復役)が無いと十全に能力が生かせなくなってしまう。
また「エネルギー」の累積上限も5とそこまで高くないのでバフや回復のタイミングに関しても考慮する必要がある。
サイドイベント「どうして空は蒼いのか」をこなせば必ず入手できるルリアは、アビリティが4つ全てバフと回復な点と奥義上限が同じといった点で高相性。
ちなみに奥義を使うとBGMがイベント時のものに切り替わるという演出が用意されている(キャラ詳細でON/OFF可能)。
召喚石
レアリティ | SSR |
属性 | 光 |
召喚効果 | 敵味方全体の強化効果を1つ消去 |
加護 | 光属性攻撃力が40%UP(最大50%) |
無料でも手に入るレベルでは最高級の加護効果を得る。
だが召喚効果は、敵と自分達の強化効果を一つ消去する。使うタイミングに注意。
アニメーションに関してはスーパーロボット大戦を思わせるようなテイストになっている。スパロボには参戦していないがグラブルにやって来たジェフティ(ANUBIS)との連携召喚も可能であれば試してみるのも一興。
なお、水木一郎が挿入歌を歌っている。
スキン
2020年のエイプリルフールイベント『深い闇』のトレジャー交換報酬で登場。入手可能なのはエイプリルフールイベント期間内だけなので、交換をお忘れなく。
他の2名が『ぐらぶるっ!』のネタ要素を引っ張っている中、こちらのスキン『ロボミ改』(砂漠戦仕様)はガチである。まさかのこちらやこっちの要素を持つような……。
奥義モーションは必見である。
Shadowverse
同じCygames製作の対戦型カードゲームアプリ『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「蒼空の騎士」にて参戦した。シロウの能力で出せる「ロボミ発進指令」というカードから登場するトークンカードである。
カード名 | ロボミ発進指令 |
---|---|
種類 | アミュレット |
クラス | ネメシス |
コスト | 3 |
能力 | カウントダウン 3 ラストワード 甦りし鋼の戦士・ロボミ1体を出す。 |
※カウントダウン…設定された数字がターン開始ごとに1減る能力。0になると破壊される。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
カード名 | 甦りし鋼の戦士・ロボミ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
タイプ | アーティファクト |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | 守護 |
進化後 | 攻撃力:7 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | 潘恵子 |
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
高めのステータスと守護を持つフォロワー。シロウの能力によって実質ノーコストで出すようなものなので、カウントダウンを待つことさえできれば強力な性能を発揮できる。
5/5/5という基本ステータスは「GO GO GO」といったロボットアニメ的な掛け声をイメージしたものだと思われる。
また、構築済みデッキ第4弾「鋼鉄の戦士」には、「次元断」というカードにロボミが描かれたイラスト違いバージョンのカードが収録されている。
関連タグ
蒼穹に散るゼロ:隠し要素でシロウも仲間に加えていると、シナリオで変化する箇所がある。
ペンギー(グラブル):SSR版がEN消費型と言う事で類似。ただし、こちらは常時減るような状態に加えて、自壊デメリットを持つ。
ララァ・スン:中の人繋がり