ここから先は『新サクラ大戦 the Animation』における重大なネタバレがあります!
概要
帝国華撃団及び神崎重工が試製桜武と同時期に開発した霊子戦闘機で、試製桜武の姉妹機にあたる。
可変機構を有しており、普段は戦闘機に近い形状で高速戦闘を主とするが、人型に変形して戦う事も可能。
本機の開発目的は「試製桜武の能力を最大限に引き出す事」であり、その為の機能として、試製桜武との合体機能を実装。
合体した場合に発揮される力は超大型の霊的存在にも引けを取らないが、試製桜武と天神のそれぞれの操縦者の霊力が調和しないと合体できず、力を発揮できない欠点がある。
しかし、開発直後に発生した降魔大戦では、霊力変換上の問題から試製桜武を誰も操縦できなかった為、試製桜武と共に本機の運用は見送られ、そのまま長い年月が経過していた。
作中では『the Animation』最終話で登場。
作中の事件の黒幕であるカミンスキーの強大な力を前に、世界中の華撃団が力を合わせても苦戦する姿を見たクラーラが、帝国華撃団の一員として戦う決意を固めたのを受け、彼女の搭乗機としてすみれが提供。
さくら達のピンチを救った後、試製桜武との合体に挑み成功。カミンスキーを見事に討ち果たした。
また、第7話の神大和すみれの会話シーンで神山が「*神崎重工と伯林華撃団共同開発された試作機が何者かの手によってモスクワに運び込まれた」と言う発言があり実際にすみれが父から聞かれた話があった事を考えると本機は神崎重工(日本)、伯林華撃団(ドイツ)、モスクワ(ロシア)の3国の共同開発で生まれたハイブリット霊子戦闘機ではないかと推測することが出来る。
関連タグ
新サクラ大戦 霊子戦闘機 試製桜武 クラーラ・M・ルシュコヴァ
スター(サクラ大戦):同じく可変機構を持つ。
エカテリーナ:莫斯科華撃団製霊子戦闘機。前述の通り3つの共同開発で生まれた霊子戦闘機のためおそらく莫斯科華撃団が技術盗用して開発されたと推測できる(しかし、可変機構は不完全だったため非可変型となったと考えられる)。