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天宮さくら

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あまみやさくら

天宮さくらは『新サクラ大戦』に登場するメインヒロインで攻略ヒロイン候補の一人である。

「わたしが、この帝都を……帝国華撃団を守ります!」

プロフィール

誕生日3月19日
星座うお座
年齢17歳
出身地日本・東京
身長158cm
体重45kg
スリーサイズ79・55・80
血液型A型
イメージカラーピンク
好きなもの真宮寺さくら、稽古、ウィンドウショッピング
嫌い苦手なものあきらめること
趣味・特技裁縫、家事全般、刺繍
武器日本刀(一刀流)
声優佐倉綾音
英語版シェラミー・リー
舞台版関根優那

概要

初代花組の真宮寺さくらに憧れて入隊した新米隊員。

帝都を護る帝国華撃団・花組と、帝都の市民たちの心の支えである帝国歌劇団・花組に強い思い入れがあり、両者を立て直すことを強く願っている。

新サクラ大戦』のメインヒロインであり、初代帝都花組においての真宮寺さくら的なポジションにあたる。

サクラ大戦シリーズ初の幼馴染ヒロインで、新サクラ大戦の1話にて主人公の神山誠十郎とさくらの二人は、10年ぶりに再会する。

同じ帝都花組である東雲初穂とも幼馴染み

コミック版とTVアニメ版では主人公を務める。

(TVアニメ版ではかつての真宮寺さくらもまた同様だった。因みに政一九氏執筆のサクラ大戦漫画版ではゲーム版同様大神一郎が主人公である。)

ゲーム本編より後の時間設定となるTVアニメ版では神山が任務で帝劇を不在にしている間、新生帝都花組隊長代行の任に就く。

リボンや衣装は幼い頃に自分が降魔に襲われた時に助けられた憧れの真宮寺さくらを意識しており、同じポニーテールにまで出来ないのは敬意の現れらしい。(DLCでは真宮司さくら衣装とセットで髪型を同じにできる)

一方、その様な好意を抱いた存在に対する依存が強く、全編通して自分自身に拠ったアイデンティティを持てていない面も見られる。

関係者

  • 天宮ひなた:さくらの母。27歳で亡くなったが、前向きであきらめない姿勢は娘に強い影響を与え、受け継がれた。さくらの愛刀「天宮國定」は、母の思いを受け継いだ形見の品。
  • 天宮鉄幹:さくらの父。42歳。神具を打つ鍛冶師で、物静かで口数の少ない職人気質だが、根は優しく頼れる存在。さくらと幼なじみの神山の事は親しみを込めて「誠ボン」と呼ぶ。
  • 村雨白秋:鉄幹の古くからの友人で、さくらの剣の師匠でもある女流剣士。年齢や素性は不明。卓越した剣の技量、明晰な頭脳、そして冷静かつ温和な性格と、非のうちどころのない人格者だが、趣味のダジャレが玉にきずで、発言のたびに周囲を惑わせている。
  • 神山誠十郎:本来の主役にして上官。さくらにとっては幼馴染であり、兄のような人であり、そして昔からの想い人。アニメ版でも彼といちゃいちゃする妄想を抱いたり他の女性と会話する神山を見てヤキモチを見せる等、変わらず彼を想い続けている。
  • 東雲初穂:もう一人の幼馴染にして親友。父親が初穂の実家の神社に剣を奉納する際に知り合い仲が良くなった。神社に奉納する必要がなくなり、しばらく会う機会を失っていたが帝国華撃団に所属する際に再会した。

小話

太正29年の17年前にさくらが誕生したことになるが、当時はちょうど旧花組と黒之巣会の戦いの時期。つまりさくらはちょうどサクラ大戦1の時点で生まれた計算となる。

さくらが纏っている羽織物は、演じる佐倉綾音氏の好きな色に由来する。

コラボレーション

スマートフォン向けアプリステーションメモリーズ!とコラボし、期間限定のスペシャルでんことして登場。

でんこNo.SW01
タイプアタッカー
スキル夢見てなお遠き夢

夢見てなお遠き夢

一定時間、相手のでんこのレベルに応じてATKが増加する。効果を発動して一度リンクすると、クールタイムに入る。

関連動画

キャラソン「乙女なんですよ」ミュージックビデオ

搭乗機体(ネタバレあり)

霊子甲冑三式光武

※二話以降さくら以外の花組のメンバーは全員霊子戦闘機無限に乗り換えたがさくらの無限だけは調整に時間がかかる為、三式光武を乗り続けた。

しかし四話終盤にて三式光武は限界を迎えてしまい、更に夜叉が帝劇を襲撃してきた為、調整中だった彼女の無限は破壊されてしまう。

夜叉の帝劇襲撃に対して怒りを覚えたさくらは限界状態の三式光武に搭乗して夜叉を攻撃するが夜叉が放つ「破邪剣征・桜花放神」によって敗北、三式光武は完全に壊れてしまった。

霊子甲冑三式光武・改

※『the Animation』に登場した機体。

夜叉の手で破壊された三式光武の残骸を集めて司馬令士がレストアを施したもの。

だが、すでに無限(さくら機)は修理が終わって使用されているため司馬曰く「予備機」として考えられている。

自機大破を受けてクラーラ救出用に再び表舞台に立つが、大量の自動人形相手に不利を余儀なくされ、応急処置による整備不良のために制御機関がオーバーフローに陥り機能停止に陥る。

霊子戦闘機無限

※ゲーム本編では夜叉が帝劇を襲撃してきた事により破壊され搭乗することは無く、ゲーム終了後設定のアニメ版にて修理が完了したことにより正式に搭乗する事となる。

だがアニメ版第9話で敵の攻撃を受けて再び破壊され、修復不能の烙印を宣告される事になる。

なおTVアニメ版放送を記念して2020年3月19日の無料アップデートより霊子戦闘機・無限 天宮さくら機が「いくさちゃん」の中でのみ使用できるようになった。

霊子戦闘機試製桜武

※夜叉によって三式光武を破壊されたさくらに対し、総司令・神崎すみれが、完成直前の無限とそれまで操縦していた三式光武を夜叉による帝撃襲撃で失った天宮さくらに「追い続けた夢を今こそ超える時」として与え、以後彼女の乗機となる。

幻庵事件から1年後にさくら用の無限の修理が完了したことでデメリットのある本機は封印されていたが、無限が再び破壊され三式光武が整備不良で機能停止した為にすみれの英断で再び表舞台に立つ。

そしてカミンスキーゴーレムとの最終決戦の時にクラーラが搭乗した姉妹機・天神合体し、驚異的な戦闘力をもって、カミンスキーゴーレムを撃破した。

天宮家の宿命

実は「二都作戦」に使われた「帝鍵」の正体はさくらの持つ刀・天宮國定であり、それは次元を切り裂き、また切り裂いた次元を封印する事が出来る神器「帝剣」でもあった。天宮家の女性は代々「帝剣」を生み出すための生け贄として命を捧げる宿命を背負っており、さくらの母親であるひなたも「帝剣・天宮國定」を生み出すための生け贄として自らの命を捧げていた(このことはさくらも当然だが、元花組のすみれも知らなかった事実であることがその時の彼女の表情で見て取れる。もし知っていたら、たとえひなたが自らの命を犠牲にすることを承知していたとはいえ、「必ず全員で生きて帰る」ことを信条とする花組の理念に反しているため、鉄幹に帝鍵の制作を反対していたのは間違いない。同時にこれは当時の花組でも倒せず、封印という手段で戦いを納めなければならない程降魔皇の力が強大だったことが窺える)。

プレジデントGこと幻庵葬徹に天宮國定を奪われたさくらも父・鉄幹に言われ一度は新たなる帝剣を生み出すための生け贄としての宿命を受け入れようとするも神山がさくらを生け贄にするのを拒み生きて未来を掴む事を宣言すると、(上述のように必然と言えるが)すみれもまた「花組らしいですわね」と発言し同調。「生け贄にするために天宮さくらを殺せ!」という政府上層部よりの指示を無視して通信を遮断し、「帝剣・天宮國定」を取り返し「幻都」を封印する「北斗七星の陣」の儀式を行う為の作戦を開始した。

この状況は大神一郎魔神器を破壊し、真宮寺さくらを彼女の父・真宮寺一馬と同じ運命を背負わせないことを誓ったことと似ている(真宮寺家を含む「裏御三家」の家系は魔神器を使用することで生命力と引き換えに「破邪の力」を解放し邪悪なる者を打ち払う宿命を背負う)。

最後の戦いの後、鉄幹と会話すると「あの時さくらを庇ってくれてありがとう」「だが同じことが来たら、きっとまた帝鍵を作ろうとする…その時はまたきっと君が止めてくれるだろう」と神山に対して言い、娘と妻への愛情と、天宮家の者としての宿命の間で葛藤を抱えていたこと、決して命を投げ出すことを良しとする非情なだけの親ではないことが窺える。

幼き日の真実

不思議な力で10年前の過去のさくらの生家に飛ばされたさくらと神山は、そこで母ひなたと奇跡の再会をして別れた後、大きな桜の木の下で降魔に襲われそうな幼少時代の自分を見つけてとっさに飛び出して刀で降魔を一刀両断する。その瞬間、あの日の記憶が蘇り、真実を知った。自分を守ってくれたあの後姿は憧れの真宮寺さくらではなく、未来の自分だったことに気づくのだった。

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