cv:赤羽根健治
概要
「新生・莫斯科華撃団」の隊長を務める男性。
一見紳士のような性格だが、その一方で変人という二面性を持つ。
旧・莫斯科華撃団の生き残りであるクラーラの身柄を手に入れるため帝都を訪れた。
神山が得た情報によると「壊滅事件以前に莫斯科華撃団に所属していた形跡や新隊長に就任した経緯も分からなかった」らしいが……
関連タグ
新サクラ大戦 莫斯科華撃団 クラーラ・M・ルシュコヴァ レイラ・M・ルシュコヴァ
ここより先、極秘事項故のネタバレ注意
『the Animation』における黒幕。大方のファンの予想通り、莫斯科華撃団の隊長という身分も真っ赤な嘘である。
遠い昔に莫斯科で起きた隕石落下により瀕死の重傷を負ったが、その隕石から飛び去る「天使」を目撃。
残された隕石に触れた結果、隕石と融合して傷が癒えただけでなく不老不死となり、さらには他者の洗脳や物質の創造といった超常的な力を獲得した。
その後、数十年をかけて世界を巡ったが争い続ける人類の醜さを見続けたことで人類に絶望し、「本物の神が人類を救済してくれないなら、自分が神となって世界を支配する」という野望を抱くようになった。
そんな中、力の暴走で変身してしまった幼いレイラと出会ったことで降魔人間の存在を知り、裏で根回しを行い研究メンバーに参加。
降魔人間の凄まじい力について確認すると、レイラを抱き込み彼女よりも強力な力を宿すクラーラを奪取せんと本性を表し、研究所を焼き払うがクラーラには逃走を許してしまう。
幻庵事件後のどさくさ紛れて傀儡人形を華撃団連盟上層部に潜入させ、クラーラの後を追って本物の莫斯科華撃団を壊滅させて成り代わった。
なお、レイラもクラーラも彼にとっては世界征服のための「道具」に過ぎず、レイラが迷いを口にした際には精神支配によって判断能力を歪め、裏切った際には容赦なく致命傷を追わせている。
その悲しみから怒りを開放し、空中移動要塞セバストーポリの中枢を破壊するクラーラをさくら達に解放されるが、クラーラとレイラの力を密かに蓄積した隕石を取り込み融合して帝国華撃団を殲滅せんとする。
複数の霊子戦闘機を赤子の手を捻る力で圧倒するが誠十朗達の救援で脱出され、セバストーポリも水没されるが、今度はセバストーポリの残骸と融合して「カミンスキーゴーレム」として帝都を焦土にせんと進撃を開始。
圧倒的な攻撃力と強固なバリアで華撃団全員を追い込むも、試作霊子戦闘機・天神に搭乗したクラーラと、試製桜武が合体したさくらの攻撃に徐々の焦りを見せ始め、更にレイラの残留思念に囚われて動きが止まった隙を突かれて、装甲を破壊され隙だらけの状態に。
しかし、後一歩の所で届かなかった為に勝利を確信するが、桜武から飛び出したさくらの帝剣で胸を貫かれ、「あなたは神じゃない。少しだけ道を誤った(只の)人間なのよ」と反論されて、消滅した。
しかし、残骸に残された最後の隕石の欠片が崩れ去り天に舞い散ると、一瞬『幻都』が現れたが……
関連タグ(真)
京極慶吾:前作シリーズ「サクラ大戦2」での黒幕・ラスボス。当時の陸軍大臣であるが、性格・嗜好・野望がカミンスキーと酷似する。
ブレント・ファーロング:劇場版アニメ作品「サクラ大戦活動写真」での黒幕・ラスボス。「同じ花組を道具として扱う」、「強力な兵器の開発者」、「挙句の果てに最後の一手としてその兵器すら自ら同化して異形の怪物と化す」など前述の京極と同じあるいはそれ以上にカミンスキーと酷似した点が多い(おまけにその末路も新旧最年少メンバーの手で飛ばした2人のさくらの手で両断されるなど酷似あるいはオマージュ要素が多い)。