プロフィール
生年月日 | 1906/6/23 |
---|---|
身長 | 168cm |
体重 | 49kg |
血液型 | A型 |
出身 | アメリカ・ワシントンDC |
CV | 久野綾希子 |
英語版 | ジュリーアン・テイラー(活動写真) |
人物
映画「サクラ大戦活動写真」にて主要人物の1人として初登場。
後に「サクラ大戦Ⅴ」にて攻略対象キャラクターとして登場する(ただし攻略は2周目から)
元欧州星組の隊長。ブロードウェイの大スター。
紐育華撃団設立の際に幾度と魔の侵攻から防いだ実績のある帝国華撃団に研修・参考目的で入隊する。
容姿端麗・頭脳明晰、運動神経もバツグンで女優としての才能は天才的と非の打ち所のない女性。真宮寺さくらとの初対面では日本語を話せるにもかかわらず英語で話しかけ、戸惑うさくらをからかうなど愛嬌のある一面も見せた。
ただし、敵、ダグラス・スチュワート社に操られた織姫を躊躇いなく刺そうとするなど戦いに関してはシビアな感性を持っており、花組に馴染んでいるとは言い難かったと見えるが、
後に舞台上で力のあり方についてアドリブでさくらに語りかけ、答えを貰ったことで華撃団の強さの一端を知った(参考:サクラ大戦 活動写真)
サクラ大戦Vの冒頭での役職は紐育星組の隊長だが、霊力がなくなり霊子甲冑を動かせなくなったため隊長職を主人公の大河新次郎に譲り、自身は紐育華撃団の副司令となった。
ナイフは投げるのは得意だが、ナイフでリンゴの皮を剥くの苦手、という意外な面も発覚する。(フライパンも調理ではなく、別の用途で使用するという一面も見られた)
ゲーム本編の後日を描いたOVAによれば、新たに設立された「伯林(ベルリン)華撃団」のために一時ニューヨークを離れたとのこと。
演じる久野氏は、劇団四季のミュージカル女優でリアル大スターだったりもする。なお、久野氏は2022年8月22日に71歳で死去したため、サクラ大戦花組・星組キャラクターを演じた役者として初の物故者となった。
関連イラスト
ネタバレ
「活動写真版」小説版にて真実が記されており、なんと帝国華撃団赴任前に、アメリカの大企業ダグラス・スチュワート社日本支社社長であるブレント・ファーロングと会談し、彼の甘言(アメリカ人のあるべき姿など)に無意識に乗せられて帝国華撃団の団員・機密リストを渡して事実上ブレントの手駒として動いていた。赴任後は合理的な行動を徹するように見えていたが、実際は帝国華撃團解散(事実上の壊滅)のためにわざと賢人機関の信頼を損ねるよう行動していた(このラチェットの行動により花組は活動停止に追い込まれて浅草花やしきに押し込まれ、大帝国劇場はダグラス・スチュワート社私兵に占拠されていた。)。解散後は帝国陸軍に新設される霊子甲冑ヤフキエル部隊隊長に就任すると言うプロットで、サクラ大戦史上初の裏切り者だった。
しかし、マリア・タチバナのヤフキエル製造プラント潜入中の失踪を受けてからは疑問を抱くようになり、前述の織姫が操られた一件を見て、自分はブレントにしてみれば用済みの存在に過ぎないことを悟ったのか、本性を現したブレントとは差し違える覚悟で巨大ヤフキエルと戦うものの、巨大ヤフキエルと同化して襲い掛かるブレントの一撃を食らって戦闘不能に陥ってしまい、敗北してしまう。この時点で自分が嵌められたこと、さらには片棒を担がされた挙句に用済みで消されることを悟るが、そこに巴里から帰還した大神一郎の登場と力を取り戻した花組の反撃でブレントごとヤフキエルは消滅することになる。
公演後に大神にこの顛末をすべて話すが、大神に「君を許す」と言われ、ラチェットが号泣する一幕がある。
関連タグ
アナスタシア・パルマ:後継作品『新サクラ大戦』にてラチェット同様敵の黒幕によって裏切り行為を強いられた花組隊員。用済みで殺されかけたのも同様だった。