概要
帝国華撃団に先駆けてドイツで編成された実験部隊。各国から幼きエリート霊能力者が集うがわずか半年足らずで解散。活動期間は1918(太正七)年7月~12月。非常に謎が多い部隊で、五名の隊員が確認されているが内一名のみ詳細不明。判明しているのはアイゼンクライトの色が緑だという事だけである(これは第1作目のリメイクである「サクラ大戦~熱き血潮に~」のムービーで確認が可能)。
同じ「星組」の名を持つが、紐育華撃団・星組とは別の組織である。
欧州星組の解散の理由については明らかにされていない。だが、
- 彼女たちが使用したアイゼンクライトI型が未完成だったため
- 低年齢ゆえ精神的に不安定だった隊員たちが霊力爆発を多発させたため
これら二点が主な要因となっているのではないか、とされている。
当時の帝国華撃団司令の米田一基がチームとしての脆さを指摘しておりチームワークの悪さが解散の理由に含まれていたことが窺える(藤枝かえで曰く、ラチェットは解散には最後まで反対していた)。
司令/監視役として藤枝かえで(当時16歳)が就任している。
メンバー
隊長 | ラチェット・アルタイル(当時12歳) |
隊員 | ソレッタ・織姫(当時11歳) |
隊員 | レニ・ミルヒシュトラーセ(当時8歳) |
隊員 | 九条昴(当時?歳) |
ほか、隊員一名の存在が確認されている。
メンバーのその後
ソレッタ・織姫、レニ・ミルヒシュトラーセの両名は、1925年に帝国華撃団・花組に加入。
藤枝かえでも、姉の亡き後帝国華撃団の副司令となる。
元隊長であったラチェット・アルタイルは1928年に紐育星組の隊長(後に副司令)に就任。九条昴も同じく紐育星組隊員となった。