「死にたいなら前へ出なさい」
プロフィール
生年月日 | 1903年6月19日 |
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身長 | 186cm |
体重 | 65kg |
スリーサイズ | 88/60/90 |
血液型 | O型 |
イメージカラー | 黒 |
出身地 | ロシア(ウクライナ)、キエフ |
好きなもの | 読書・料理 |
嫌いなもの | ゴキブリ |
特技 | 射撃・料理・ビリヤード |
CV | 高乃麗 |
人物像
常に冷静沈着で、帝都花組設立当初からの古参メンバーだったため、大神一郎が着任するまで隊長を務めていた。現在は副隊長のような役割を果たしている。
劇場版のアイリスの台詞から大神のフランス赴任中は隊長代行を務めていたことが窺える。また、サクラ大戦4EDで再度パリに行く場合大神から帝都花組を任されている。
ただ、マリア本人は隊長の器ではなく、隊長をサポートする立場が向いていると考えている。設立当初を描いたOVAではメンバーを纏めるのに苦労していたようであり、あやめに新しい隊長を見つけて欲しいと相談を持ち掛けたこともあった。
歌劇団としては、男役のトップを務めるため、女性ファンが多い。
隊長を務めていたこともあり、自身にも他者にも厳しいところが多かったが、様々な出来事を経て柔らかくなり、優しさを見せるようになっていった。
料理も得意で、ボルシチを始めとしたロシア料理を好む。宴会の料理は彼女が取り仕切る事もあるため、その人柄も相俟って、通称・帝劇のお母さん。
『1』とそのリメイク『熱き血潮に』では、さくらの演じた町娘の衣装を姿見の前で当てている所を大神に見つかっている。※その際の「衣装が可愛かったので、その…つい…」という台詞にグラっと来たプレイヤーも多いのではなかろうか。
またロシア語・英語・日本語の三ヶ国語を操るトリリンガルであり、ロシア語はOVA『桜華絢爛』で、英語は劇場版で披露している(これはCVを担当した高乃がバイリンガルであることが活きた。)。
余談だが、TVアニメ版でアイリスの手紙を読んでいたので、フランス語も読めている可能性がある。
因みに『2』劇中の「劇場のメリークリスマス」の予告でのヒロインシルエットは、実は彼女のものだったりする。
生い立ち
ロシア人の外交官の父ブリューソフ=ワリー・ドミートエビッチと日本人女学生橘須磨の間に生まれた。母親が敬虔なカソリック信徒であり、ロシア正教への改宗を拒んだため、母の姓である橘を名乗っている。
父の帰国に伴いマリアと母も父親に連れ添ったのだが、第一次世界大戦が勃発すると母が日本人であるため一家にスパイ容疑がかけられシベリア送りにされた。
流刑先で両親を失い、ロシア革命で革命軍に身を投じるも、自分が兄のように慕っていた所属部隊の隊長が自分の援護の遅れたことが元で死亡、部隊も壊滅してしまった。(なお、この裏には仲間の裏切りがあった。偶然の幸運も大きいが後に復讐を果たしている)
この事が彼女を長らく苦しめることになり、蒼き刹那にそれをつけ入れられ、大神ともども始末されかけるに至った。
その後、ロシアから逃げるようにニューヨークに渡り用心棒稼業をしていた所を藤枝あやめに見出され帝国華撃団に入団。
革命軍時代は『クワッサリー』(火喰い鳥)というコードネームを持つ狙撃の腕利きで、狙撃銃だけでなく拳銃も使いこなす。愛用の銃は『エンフィールドNo.1MkIスター・改』。革命軍時代に入手した銃をほぼ原型を留めないほど改造した代物である。