概要
cv:和多田美咲
英語版:リンジー・サイデル
ある大事故で壊滅した莫斯科華撃団の唯一の生存者である少女。
理由は不明であるが怪人白マントと上級降魔の双方に狙われ、当時の記憶が失われた状態で発見された。
その後神山誠十郎らに保護され、東京の帝国華撃団に転属し花組の見習い隊員となった。
東雲神社に赴いた際数年前から咲かなかったいた桜を満開に咲かせており、怪人黒マントを退けた場面を目撃した望月あざみの証言から霊力を触媒として増幅させると推測された。
ヴァレリー・カミンスキーら新生莫斯科華撃団もその理由で彼女の身柄を引き取ろうとする。
関連項目
※ここより先ネタバレ注意
クラーラの正体は降魔研究者ナターリャ・ルシュコヴァの研究チームによって生み出された降魔の細胞を埋め込まれた人造人間、「降魔人間(ナディエージダ)」の成功例で、レイラ・M・ルシュコヴァとは姉妹であった。
元々ナターリャは邪な野望を持っておらず、研究目的も人間と降魔の架け橋のための平和を求めての事であった。
クラーラとレイラからもマーマ(お母さん)と呼ばれており、少なくとも保護者として慕っていたと思われる。
しかしカミンスキーがその情報を聴きつけて研究チームに参加するも、彼女らを自身の野望の道具にせんと暗躍。
クラーラが莫斯科華激団が襲撃された際に付近に居たのは、連盟に彼女の保護を求めたナターリャの指示によるものである。
さらに同じ頃ナターリャは友人関係だった村雨白秋から事情を聴かれ独自行動のため単独で動いていたことも判明。
クラーラの引き渡し場所であるペトログラードに送り届けていた時、カミンスキーの支配下にあったレイラが送り込まれるが、その時現れた白秋が援護。
その後神山、ランスロット、エリスの3人が救出に入ったまでの出来事が第1話プロローグでのすべての発端である。
最終局面において、様々な出来事を経て天宮さくらと新生帝国華撃団に心身を救われて自身も花組の一員だと自覚。
改めて神山に自分も戦いに参加すると懇願する。
神崎すみれもその覚悟を汲み取り、試製桜武との姉妹機である可変型霊子戦闘機『天神』を送り込んでクラーラはさくら達を支援。
さらに天神をさくらの試製桜武と合体させ、カミンスキーのゴーレムのバリアを突き破った。
自身を巡る戦いに決着が付いた数ヶ月後、歌や踊りの練習を積み重ねて帝劇での初お披露目公演を果たす。