神山誠十郎
かみやませいじゅうろう
「新サクラ大戦」の主人公。
海軍士官学校で優秀な成績を収め、少尉ながら特務艦「摩利支天」艦長に任命されるが、紆余曲折経て帝国華撃団に転属となり現職を務める。
メインヒロインの天宮さくらとは幼馴染で彼女からは「誠兄さん」と呼ばれていたが、その後引っ越しでしばらく疎遠となっていた。
公式に彼女とは同郷とあるが出身地が何故か違う。
少年時代はイタズラ好きだったという。
ゲームにおいてプレイヤーが操作するキャラクターである。
大神一郎や大河新次郎と同じく海軍出身の二刀流の剣術家であるが、彼らとの血縁関係は全くない。
キャラデザやグラフィックスの大幅な変更も相まってこれまでの主人公とは全くテイストが異なる風貌である。
戦闘面では天宮さくらの方が目立っているためあまり描写されないが、実力は作中でもトップクラス。
剣術使いとして名高いランスロットとは正面から打ち合って剣を落とさせている(もっともそのランスロットには「天宮さくらより弱い」と思われており、終盤のサブイベントでは認識を改め「神山とも戦ってみたい」と見直している)。
黒幕とのラストバトルでは「絶対正義」の大技でトドメを刺した。
基本的に控えめで誠実だが、ゲームを面白おかしくする演出のためとはいえ選択肢によってはぶっ飛んだ言動に走るため、プレイヤーからは「黒髪の奇行子」「神山が勝手に…」と評された。
アニメ版に至っては、さくら以外の花組メンバーから男性としての信用がない様子が描かれており、
「生まれつきの女たらし」(東雲初穂)、
「乙女心を弄ぶ悪党」(クラリッサ・スノーフレイク)、
「里には見せられない危険人物」(望月あざみ)、
「ジゴロ」(アナスタシア・パルマ)
などと散々な評価を下されている。
もっとも新生帝国華撃団の面々を「家族」同然に想う気持ちは伝わっており、仲間としては信頼されている。
販売元を同じくするPSO2とコラボしており、神山誠十郎と天宮さくらの衣装・武器などが実装された。ただしボイスはない。
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