概要
何らかの対象に頼って存在する人や物、事象。
広義には物理・心理・経済(金銭)・社会・技術・文化・違法など様々。
悪い意味でのみ使われる言葉ではないが、中毒状態や、いきすぎた嗜好や防衛機制における現実逃避などから精神的な異常に陥った状態にも使われる。
支えているそれを抜いてしまえば物理的に崩壊したり、生活・生存すら成り立たないといった意味にも捉えられやすい。そのまま弱点にもなるため相手に悪意があれば取り入る隙が大きい。
(例)ヒモ男は彼女に依存し、彼女の男を養うことで充実感を見出す。(共依存)
(例)売上が大企業1社にほとんど依存しているので、契約を打ち切られたら商売が成り立たないので値下げ要求に応じるしかない。
依存している側が一定の代価・代償を支払っている場合や、目的に対して明確な役割分担ができている場合は依存とは呼びづらい。
主な依存の例
アルコール依存
頻繁かつ過剰なアルコール摂取による中毒状態。
ニコチン依存
煙草に含まれるニコチンへの中毒状態。
薬物依存
違法薬物による中毒状態。
インターネット依存
インターネットが手放せなくなり、インターネットのない環境では不安に陥ってしまう状態。特に若者が自覚のないまま発症しているケースも多い。
セックス依存症
精神病。性的快感による依存、精神的なストレスや「愛されたい」といった欲求からポルノや性行為に執着しすぎるような状態。
人間関係、特定の人物や団体に対しての依存
また、虐待や監禁などのトラウマから防衛機制として依存状態に陥ったり、何らかの策略や洗脳により特定の人物・団体などに依存しないとやっていけない状況に追い込まれるようなやむにやまれぬ例も。この場合、元凶から距離をおいて冷静になると気持ちが冷めて後悔するケースが多い。
→共依存 ヤンデレ メンヘラ ストーカー 傀儡 悪堕ち 洗脳 ストックホルム症候群 宗教
ギャンブル依存
ギャンブルによる刺激を求め、多額の借金を背負うなど生活が破綻してもやめられなくなってしまう状態。
関連タグ
自立:対義語