曖昧さ回避
- クラッシュ・バンディクーに登場する木の仮面に宿る精霊。本記事で解説する。
- 「超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」に登場する、悪戯好きの邪霊。⇒アクアク(ケロロ軍曹)
概要
アクアクとは、クラッシュ・バンディクーに登場するキャラクターであり、
クラッシュ達の住むタスマニア島を守っている精霊である。
本来は姿の見えない存在であり、我々が普段目にしている姿は、
アクアクが乗り移った仮面である。その仮面は、職人が作っているらしい(「3」のムービーより)。
仮面を取ると、一度だけクラッシュの身代わりになってくれる。3枚取ると無敵になる。
『1』では暗いステージで灯りを照らすこともできたが、一定時間が過ぎると力が無くなり、消えてしまう。本人曰く昔はもっと長持ちしていたとのことだが、『2』ではさらに劣化して照らすことすらも出来なくなってしまった。
性格は結構お調子者で、クラッシュへのアドバイスとともに、寒いギャグが飛び出す。
また、性格は正反対ながら、ウカウカとは双子の兄弟である。
CV:緒方賢一 (2、3、レーシング、カーニバル、4、ニトロカート、5、ブッとび3段もり!)
空耳
アクアクは「登場時」と「消滅時」に謎の言葉を発することで有名である。
実際には、言葉というより効果音に近い感じだが。
登場時
いろいろな空耳があるのだが、その代表な例として「オルテガ!」、「ホンダか!」、「トレダカ!」
「オルダカ!」「ホントじゃ!」などがある。(実際アクアクはヒントをくれる。日本語版のみ)
消滅時
クラッシュが敵などに触れ、アクアクの死に際に発する断末魔のようなもの。
こちらもいろいろな空耳があるが、こちらの空耳のほうが有名。
その代表な例として、「パリパリゴリラ」、「バリバリゴリラ」、
「お前のせいじゃ」等がある。
なお『5』では消滅時の断末魔の発音がはっきりしている。
アクアクの入手方法
アクアクは以下の方法で入手できる。
アクアク箱
壊すことで、仮面を通じて呼び出せる。
無印のみアクアク箱を壊した後、仮面を自分で取らなければならない。
また仮面が裸で置いてある場合、スピンアタックで吹き飛ばせる。
死にまくる
クラッシュが死にまくると、
チェックポイントから(C箱を壊していない場合は最初から)再開時に
アクアクがくっついてくる、というもの。この方法で最大2枚分まで稼ぐことが出来る。
注意点
ただし、チェックポイントの判定はひとつずつ行われるため、
全てのポイントのアクアクを2枚にするには、かなりの回数死ななければならない。
まあ、そんなことする人は、死亡モーションを見たい人以外はまずやらないと思うが。
アクアクが消滅する条件
アクアクが消滅する条件をここに記す。
クラッシュがダメージを受ける
クラッシュがダメージを受けると、アクアクが身代わりになって消滅する。
ただし、身代わりできない攻撃もあるので注意(「3」のタイニータイガーの踏み付けなど)。
身代わりできない攻撃を受けると、クラッシュが死んだことになる(残機がひとつ減る)ので、
初めからやり直しになる。
穴や川等に落ちる
中に落ちると、当然クラッシュと共にアクアクも消滅する。たとえ無敵中であっても関係なし。
そのときは断末魔(パリパリゴリラ)は聞こえない。
タイムアタック開始時
タイムアタックをする時の、黄色いストップウォッチに触れただけで消滅する。
クラッシュが、アクアクの保護の無い丸裸の状態にされてしまう。
一部のステージ開始時
一部アクアクを連れて行けないステージにアクアクを連れて行くと、アクアクが消滅してしまう。
ラスボス戦において
ラスボス戦は、基本的にアクアクを連れていけないことが多い。
「1」は例外、「2」においては特殊なバトルなので問題はないが、
「3」においては、事実上敵として襲われるシーンがある(「襲われる」というと語弊があるが)。
と言うのもこの戦いは、狭い舞台の中でクラッシュVSコルテックス、
アクアクVSウカウカが同時進行で行われるのだが、
それ故にアクアクとウカウカの戦いに巻き込まれて死ぬ場合があるのだ。
と言うかコルテックスよりも、この2体の戦いに巻き込まれたプレイヤーの方が
多いのではないだろうか。
アクアクとウカウカの攻撃手段は、以下の3つがある。
- レーザー光線
- レーザー光線を互いに撃ち合いながらエリア全体を回転する。レーザーは、お互いに中央でぶつかり合っているのだが、勿論アクアクの放つ光線の方を食らっても死ぬ。
- スピンアタック
- 厳密には取っ組み合い。この状態で、8の字を描くように移動してくる。何故かクラッシュの方に向かってくる。
- 爆発
- ぶつかり合いながら、最後には爆発する。狙っているのかは不明だが、クラッシュの付近でこれを繰り返す。(リマスター版では明らかにウカウカがクラッシュに直接攻撃しようとしているためそれをアクアクが阻止するような描写になっている。)
はっきり言って、別の場所でやってくれというレベルである。
いつもは頼もしい味方であるが、この時ばかりは最大の敵と言っても良い。