奇跡と謎の大冒険へいざ出発!
究極のケロロと究極の冒険がはじまる!
概要
テレビアニメ『ケロロ軍曹』の劇場版シリーズ第五作。2010年2月27日公開。
これまで劇場版シリーズで登場していなかったアリサ・サザンクロスが本格的に登場し、
当時川上とも子の代役で出演していた桑島法子が、日向冬樹役で出演する作品でもある。
尚、桑島の出演は超劇場版ケロロ軍曹2以来である。
本作は原作第124話・125話のテレビアニメ版エピソードにあたる作品。
大元のあらすじである「アリサから貰ったモアイ像をイースター島に返す」という冬樹の目的は同じなのだが、そこに至るまでのストーリー展開やキャラ設定などがアニメオリジナル要素として変更されているのが特徴。過去の劇場版作品が全て完全オリジナルストーリーだったのに対して本作は原作のエピソードを元にリメイクした作品であるため、本作で明確に歴代劇場版シリーズと原作が別の世界観であることが証明された。そのためケロロが冬樹と共にイースター島へ行く理由が原作と異なる他、物語の結末も原作と異なっている。
それ以外の要素ではアクアクがケロロ小隊メンバーの能力を吸収できる力があったり、ケロロがマケマケと合体する究極ケロロが新たに登場したり、イオの妹にあたるラナが新たに登場するなどアニメオリジナルであることを意識した設定や要素が多く取り入れられている。
特にアクアクの吸収能力が本作で新たに追加された影響で本作ではアクアクの戦闘描写が原作より大幅に増えており、アクアクの脅威がより明確化しているのも特徴。
また、現状では事実上の劇場版最終作となる本作だが、作品のメインは例年通りケロロと冬樹、モアを含む小隊全員と劇場版初登場となるアリサ・サザンクロスとネブラがメインである反面、過去4作で出番の多かったケロロ小隊の各パートナー(夏美、桃華、サブロー、小雪)や前作で本格的にストーリーに絡んだ秋は一切本作の事件に関わらないので非常に出番が少ない。
なお本作オリジナルで追加されていたゲストキャラの設定は、後の原作オリジナルエピソードであるケロロンボール編で(一部を除いて)逆輸入されている。
同時上映は『超電影版SDガンダム三国伝 〜Brave Battle Warriors〜』。
あらすじ
ある日冬樹のもとに届いたケロロそっくりの奇妙な石像。その謎を解き明かすためにケロロと冬樹の大冒険が始まる。遥か地球(ペコポン)の裏側の神秘に満ちた絶海の孤島イースター島が舞台。そこに駆けつけたケロロ小隊と仲間達の前に現れたのは、愉快な精霊マナ、不思議な双子イオとラナ、永い眠りから復活した恐るべき伝説の邪霊アクアク。
果たして石像の正体は?そして驚きの「究極の戦士(ケロロ)」とは?劇場版5周年の今回は、シリーズ最大・最凶の敵と大激突。ケロロ小隊はどうなる!?
(Wikipediaより引用)
本作のみの登場キャラ
関連タグ
超劇場版ケロロ軍曹4 → 本作