曖昧さ回避
- 英語で星雲。ネビュラ。
- ラテン語で雲、霞、もや。
- ドイツで発掘された古代の天文時計。ネブラディスク。
- 吉崎観音の漫画およびそれを原作としたアニメ『ケロロ軍曹』の登場キャラクター。本項で解説。
- 成田良悟のライトノベル『デュラララ!!』に登場する組織。
- ゲーム『モンスターハンター』に登場する装備。やネブラ装備
- 漫画『ブラッククローバー』の登場人物。→ネブラ・シルヴァ
概要
CV:大塚芳忠
滅びた星の住人の魂が集結して誕生した暗黒星雲人。自分の正体が分からなくなったまま彷徨った末に地球を着いて放浪した中、ショーウィンドウに飾られていた人形「アリサ・サザンクロス」と出会い、彼女を「ニンゲン」にするため数百年共に闇の世界の住人を狩る旅を続けてきた。この経緯であるためアリサとは実の親子ではないが彼女から「ダディ」と呼ばれて強く慕われている。
アニメでの名前表記は当初「ネヴラ」となっていたが、第279話より原作と同じ「ネブラ」となっている。
手をナイフや槍・モーニングスターなど体形を変幻自在に変えることが可能で、これは今まで捕食したものと同じ能力を得たもの(要領はコレに近いか)。戦闘能力は達者で、アサシントップであるドロロもびっくりなほど強く、唯一ついて来られるのは新ケロロだけ。
本来の姿は猫耳の付いた黒いフットボール状の形で、時々赤い単眼(11.5巻の裏表紙では青い瞳)を覗かせるが、普段はアリサのカチューシャとなって常に行動を共にしている。このカチューシャからは容易に分離でき普通にアリサから離れての行動も可能。
なおこの能力は人形などの人格を持たないもののみにできるのかと思われたが、冬樹や夏美などの生身の人間にもできることが判明。近年では夏美の体ごと憑依していることが確認できる。ただし生身の人間に完全に憑依する際は魔力を封印するために眼帯をする必要がある。
ちなみに移動する場合は人間足は出てこず、手で移動する。
狩人として生きてきたが常に落ち着いた口調で話し咄嗟の機転や洞察力に長けており、礼儀正しく優しく律儀な性格でもある。数多の意識が集まった存在だが人格や周囲の扱いは男性であり、アニメ第291話で日向家やケロロ小隊と出会い温泉を入った時はアリサと別々(アリサが女湯でネブラが男湯)にさせられている。
その他の情報
原作初登場は第98話(名は第99話で判明)。アニメでは5代目OPのアニメーションで初登場し、本編ではアリサと共に第133話で登場したが、台詞はうなり声のみだった(名は本編中ではなくエンディングのクレジットで表示された)。詳細な情報が明かされたのは2度目の登場となる第141話だが、情報の内容は原作と異なる部分がある。
原作
自らの事を「遥か昔に自ら『存在(いき)る事を諦めた』者」と語っている。一体化している生命体の数は125話時点で4億8000万。アンゴル族に住んでいた星を破壊されたらしく、アンゴル=モアの姿を見た時正気を失い、気絶してしまっている。
アニメ
戦争が原因で滅びた人々の意識から生まれた。他の宇宙人を取り込む形で自分と共に生かすこともある。アリサに過保護でそこから暴走することもあり、上記の温泉程度で別行動していても気が気でない様子を見せていた。暗黒星雲人という設定は本編では明らかにされていない。
吸収した闇の者一覧
ダーク・レイス | 使える能力 | 初登場話 | 備考 |
---|---|---|---|
ゴーゴン | 相手を石化させる | 原作98話・アニメ133話 | 作中で最初に吸収元が判明した能力 |
ヴァンパイア | 羽に変化して空を飛ぶ | 〃 | 元々の吸収元がガーゴイルだったことが原作302話で判明 |
フランケンシュタイン | フランケンの腕に変化する | 〃 | 吸収元の正式判明は原作206話 |
チュパカブラ | 不明 | 原作206話 | 顔が出現するだけで詳しい能力が明かされていない |
ミイラ男 | 無数のミイラの腕を出せる | 〃 | |
死神 | 死神の斧を出現させる | 原作288話 | 副作用として妙なポーズと痛い発言が無意識に出てしまう |
謎の生物 | 不明 | 〃 | 人間の「生きる力」を貪り喰う物質らしい |
モスマン | モスマンの姿になる | 原作289話 | |
ケルベロス | 対象者を貪り食えるようになる | 原作302話 | |
ユニコーン | 槍のように真上に角を出す | 〃 | |
セルリアン | 不明 | けもフレ3 | ダーク・レイスと勝手に認定している |