ウェットルキング
うぇっとるきんぐ
CV:中村大樹
初登場は原作第62話・アニメ第113話。ケロロ小隊がナメクジを土台にDNA操作して開発した「対夏美用超人戦士」。原作では「ウェットルマン」表記だったが、アニメ化に際しなぜか改名された。
「赤で変身、青で登場」をする。つまり彼を呼ぶためには青いものを回す必要がある。ちなみに笛バージョンも存在し、「1回でジュニア、2回でパター、3回目でキング」となる。
力がナメクジの千倍あり、その実力はケロロ小隊の強敵であるナツミゲドン(日向夏美)を一気に戦意喪失できるくらいである。
当初は夏美を敵だと思い込んで倒そうとしていたが、途中で正義の心に目覚め、最終的には夏美への感謝の言葉と地球が危機に陥った時は再び駆け付けることを宣言し、自ら地球を去り旅立った。その後アニメ第166話Bパートで再登場し、宣言通り地球を救った。原作では一話限りの登場だったが、アニメ版では準レギュラーになっており、主に梅雨の時期に登場する名物キャラになっている。
分類は一般的にはクルルの創造物(正確にはナメクジを人工的に進化させた)で種族不明であるが、本作に多数登場する宇宙人扱いされていることが多い。人間の姿に擬態化して登場したこともある。その時の名前は植津徹。
戦闘力
上記のように、ナメクジの千倍ある。(大切なことry)
エネルギー源である水がなくなってしまうため、基本的に4分44秒しか戦えないが、湿度が高い梅雨の真っ盛りや沼などでは無限に戦える。
タママ「ナメクジの千倍って人間の何倍なんですかァ!?」
そう、あくまで力はナメクジの千倍であるため、実際はかなり弱い。それは運動音痴である冬樹が軽く体を触ってもすぐに倒れてしまうほど。
ただし夏美を弱らせるくらいの力があるため、ケロロたちの侵略にとってはかなり心強い。
技
ウェットルショット
某特撮ヒーローを模したようなポーズをして、そこからナメクジを出す。平気な人には無意味な技だが、ナメクジが苦手な人にとっては恐るべき技である。原作では「ナメリウム光線」という名前になっている。
変身
拡大二段変身によって「ウエットルキングジャイアント」へと変身する。170cmだった身長を175cmへと巨大化する。さらに強さも変身前の数万倍にも上がり、実際に助太刀した東谷小雪を寄せ付けなかった。
元ネタは往年の特撮作品アイアンキング。(改名前は恐らくウルトラマン。)
また、人間態である植津徹の衣装はキカイダー01のイチローのパロディ。ご丁寧にトランペットも腰に下げている。そして変身シーンはヒカリ超一郎がウルトラマンジョーニアスに変身するシーンのパロディ。そして胸に装備したソルトゲン反射板はバルタン星人二代目が対スペシウム光線用に使用したスペルゲン反射鏡が元ネタ(というか実際は2つのファンを回転させて強風を起こして塩まき攻撃を跳ね返している為、寧ろ闘将ダイモスの主役ロボのダブルブリザードに近い)。さらに巨大化した姿であるジャイアントウェットルキングはシルバー仮面ジャイアントが元ネタと思われる。