※本項目は『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!!究極ケロロ!!奇跡の時空島であります!』のネタバレを含みます。 |
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概要
「超劇場版ケロロ軍曹 誕生!!究極ケロロ!!奇跡の時空島であります!」に登場するイースター島の神・マケマケがケロロに憑依した姿。
本作のメインヴィランであるアクアクに対抗するための最後の手段として登場した。
全身緑の姿と頭のてっぺんに新芽のような葉っぱが生えているのが特徴。
身体能力が本来のケロロより大幅に上がっており、単独で飛行できるほか、マケマケの力を使い「マケマケトルネード」という突風を発生させることができる。
原作では「マケマケ神と同化し、その力を得たとされる地球外生物」と記述されており、作者の見解によると「本来地球人に由来する『神』という概念が他惑星の『人』にどのような影響を及ぼすのかは、全くの未知数である」とのこと。
ちなみに「究極ケロロ」というワードは劇中で一度も出てこないが公式名称であり、公式パンフレットや関連グッズなどではこの名称が統一して使われている。ただし原作では「マケマケ・ケロロ」という名称になっている。
活躍
ギロロを吸収したアクアクとケロロが激闘を繰り広げていた際、イオが自身の最後の力を振り絞ってケロロの魂を彼そっくりのモアイ像に封じ込め、それを冬樹がラノ・ララクの像の近くに埋めたことによって誕生した。
宇宙から落ちて来る無数のモアイ像を誰よりもいち早く発見し、それらを阻止すべくマケマケトルネードの力で方向転換させ、巨大アクアク像を粉砕させる。
そしてケロロ以外の小隊メンバーに襲い掛かっていたアクアクと対峙。彼と激闘を繰り広げる。
最終的にはラナと島全てのマナの力によって頭の新芽が花となり、その力によってアクアクを封印。同時にその力で荒れた大地を復活させた。
そしてマケマケの恩恵がなくなるかのようにこの形態が解除され、元のケロロの姿に戻ったのであった。
原作において
上記劇場版の原作にあたる124,125話では上記該当シーンはないため、原作では一切登場しない…
……と思われていたが、なんと本エピソードの後日談にあたるケロロンボール編で逆輸入される形でこの形態が原作にも登場することになった。
設定自体は概ね劇場版と似ているが、誕生経緯に細かな違いがあり、こちらではマケマケが与えたマナの力によってマケマケ・ケロロ・そしてイオの三人が合体したことになっている。そのためイオの力である過去を遡る能力も使える。また劇場版よりも合体していることがより顕著になっており、マケマケとしての顔とケロロとしての顔が両方出てくる。
本エピソードではギロロを吸収したアクアクの脅威を「災い」と呼び、その止める術を冬樹たちに与えるべく、彼らに力を与える体で自身もケロロの体に憑依する形で現代に蘇った。
一度は彼が1人で侵略しようと決断するのを「またまた~ 侵略ならいっしょにやろうよ」と催促するが、彼の否定の言葉を聴くやいなやそれを悟ったかの如くにこやかに笑いながら詰め寄り、彼に気合の籠った顔面パンチをし、ギロロの体から彼を吹き飛ばすと同時に吸収を強制解除。
そしてイオの力を使ってタママとクルルを蘇らせるが、マケマケがケロロと分離したことによって変身が解除された。
ケロロクエスト
光とともに現れた、究極の戦士の勇姿!!
イースター島の不思議な力によって得た究極のパワーで、
ケロロは最強の敵との戦いに勝利できるか!?
▷マケマケトルネード
▷身を守る
ケロロ軍曹側のコラボカードとして登場。
上記劇場版の入場者特典である「ミニケロランド」の付録として付いていた。
非売品だがスペシャルカードのため、特別なケパロウの地図が書かれている。
マーク | ☆ |
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じゃんけん | ✊ |
HP | K66 |
「⤴」の数 | 5 |
ちなみに上記の入場者特典である「ミニケロランド」は知る人ぞ知るレアアイテム。そのため現在は新規入手できない代物であり、尚且つ上記のように特別なケパロウの地図が付いているため、他コラボカードと異なり一部の間では本カードが高額取引されている。とあるオークションでは1000円もの値段が付いたことがある。