概要
プロフィール
十傑集と深海エリア「忘れられた深海(ディープキングダム)」のエリアボスを兼任する神族の魔物。
海の神でとんでもなく偉いハズだが、諸事情により魔王タソガレの傘下にある。
容姿
青い髪を長く伸ばしており、高い位置でポニーテールにしている。おろした時の長さは腰ほどまである。髪質は兄弟共通のツンツンした癖毛。
瞳の色は黄色で、三白眼。
常に服と言える服を腰布以外纏っていない中々エキセントリックな状態で出歩いている。
「服を着るべき」という意識が少なく、とにかく肌の露出が多い(これは兄弟共通のものらしい)。後術の姫からの蔑称はこのことに由来する。
アームカバーとパンツは兄弟で色違い。特にパンツはぷにぷにとした肉球のついた綿100%のもので、彼が服を着ていないことを危惧した兄からの仕送りだった。後に弟も同じデザインのものを購入している。
少年のような容姿だが、肉体年齢で言えば魔王タソガレより少し下なくらいで、なんとレッドシベリアン・改と同い年である。
人物
容姿相応の精神年齢を持つ子供っぽい性格。
でびあくまやナスあざらし等のかわいいものを好んでおり、特にナスあざらしに関しては頻繁に姫と取り合いを起こしている。好物はからあげ。魚介類も好きで、魚介料理は得意。逆に苦手な料理は揚げ物で、全部兄にやらせている。
「皮膚に薬が入る感覚が嫌だ」という理由で注射を嫌っている。
姫とは犬猿の仲であり、「裸族」という蔑称で呼ばれている。お互い戦闘能力も高いため、湿気をめぐり喧嘩した際にはあくましゅうどうしの身を挺した仲裁がなければ大事になるところだった。
姫との距離感が近いことがあるため、どこぞの変態悪魔には呪い人形を二個(大人用と子供用)を作られていた。
兄ハデスとの仲はいいが、ふとした仕草が似ているのが恥ずかしく、会うたび蹴りを入れている。
数百年間も疎遠だった上に自身より格上な弟ゼウスへの距離感を測りかねており、兄らしくふるまっていいものかと悩んでいた。
先代魔王ウシミツの代から旧魔王城におり、転生したばかりの頃はあくましゅうどうしや睡魔に面倒を見られていたことが描写されている。兄ハデスはもちろん、魔王タソガレとも一緒に育っており、それ故か彼のことを部下の立場ながらタソガレと呼び捨てにする場面が見られる。
人間からの信仰を失ったことが理由で何度か転生していると本人の口から語られているが、詳細は未だ不明。
信仰が強まることにより、海の日限定で大人の姿になることができる。
戦闘スタイル
その名があらわす通りの水属性攻撃。
トライデントを使用し、体重を乗せて突いたりなどして戦う。短距離ならワープも可能。
トライデントはパッと手元に呼び出すことができるらしい。
勇者戦
勇者パーティの進行速度が予定より早まっていた際に足止めのため勇者との戦いに挑んだ。
戦闘能力は互角で引き分けに終わるのだが、とんでもないことを暴露してしまう。
本人は再戦を望んでいるらしい。