概要
カザミが使用する改造ガンプラ。第21話より登場。
名称や特徴的なパーツ配置から一見すると『機動戦士ガンダムSEED』に登場するイージスガンダムの改造機のようにも見えるが実はフレームレベルで別物(イージスそのものは特に特徴的な特殊骨格をしている)であり、あくまで一般的なガンダム型モビルスーツをベースにイージスの特徴を付け足したガンプラである。(要はかつてのガンダムレオパルド・ダ・ヴィンチと同じ体裁)
こちらもカザミの趣味で西洋騎士風にアレンジされており、原型機の武装を全て換装したガンダムジャスティスナイトに対し、本機の場合は本来そういう機能のない機体にイージスガンダムの特徴的なMA変形機構(イージスナイト本体にはイージスの特徴的な関節機構がないためあくまで再現しようとした見立て変形)やシールド形状や尾羽のような腰スラスターなどの特徴を付け加えたという真逆の発想になっている。
ちなみにイージスナイトにはイージスをモチーフにしたクロー型の強襲形態に加えて、高速飛行をするために各部を折りたたんで背部機首を前方に持ってきた飛行形態にもなれるようになっている。
切り札として「キングモード」という機能があり、具体的な能力は明言されていないが、発動すると頭部のアンテナが王冠のように展開する。
撃墜スコアや見栄えの良い戦い等のそれまでのカザミの戦闘スタイルを二の次とした、文字通り仲間を守るための「盾の騎士」としての機体であり、以前から制作を進めていた。ただし、カザミ自身のビルダーとしての技量の不安から「BUILD DiVERS」のメンバーに意見を求め、試行錯誤の末に完成させた(なお、製作途中のパーツを見たメイは「手間のかかった丁寧な仕上げだ」と高評価しており、カザミ自身も完成後も何度も手直しをしており、作りこみは相当なものとなっている)。
装備
ガンランス(仮)
イージスナイト標準装備。
ジャスティスナイトのライティショットランサーの面影を残しており、引き続きビ-ムガンも内蔵している。
ヒロトから教わったコアガンダムのギミックを参考に、他の装備との合体機構が組み込まれている。
ビーム発生器(仮)
肩アーマーの先端や両足裏側に内蔵されている武装。
ベースアイデアであるイージスのビームサーベルとしても機能していた武装とは違い、あくまで中央に向けて噴射することで握り潰すことに特化しているという形式の武装。
そのポジションからモビルスーツ形態での使用は想定していない、強襲形態限定の武装であると思われる。
シールド(仮)
左腕に装着している大型シールド。ジャスティスナイトのものと同じような円形シールドをベースにイージスのシールドを埋め込んだような形状となっている。さらに裏面にはパイルバンカーも装備している。
キングモード発動時には機体腰部のパーツと合体し、ν-ジオンガンダムのジオニックソードを彷彿とさせる大型ビームソードとなる。
ガンプラ
2020年8月発売。(初報時は7月発売予定だったが延期となった)
こちらもイージスガンダムとしてのパーツや関節は使用されておらず、あくまで見立て改造ガンプラという体裁。(つまり今後あらたにイージスガンダムに流用されたりはしないタイプのガンプラである)
各種エフェクトパーツ(噴射エフェクトの流用品)の付属や、ジャスティスナイトと同じくガンプラオリジナルギミックとして武装をまとめて支援メカとすることができる。
関連タグ
イージスガンダム…ベースアイデア機