葉隠覚悟
はがくれかくご
葉隠覚悟とは、『覚悟のススメ』のキャラクター。
「その言葉、宣戦布告と判断する。当方に迎撃の用意あり!」
概要
漫画『覚悟のススメ』の主人公。
普段は白制服に眼鏡を着用する超超超真面目な学生だが、ひとたび戦術鬼が牙無き人々に迫る時、強化外骨格零を瞬着し、零式防衛術を使って戦う戦士。
幼い時より人類を守る剣となるため、兄である散と共に父・朧のもとで厳しい修行に励み、究極の格闘技「零式防衛術」を体得しており、強化外骨格「零」を纏い、人類の明日のため闘い続ける運命を背負っている。
暴力は極力避けるもの、恋は極力秘めるものとの信念を持っていたが、ヒロイン堀江罪子への想いを自覚してからは、秘めきれぬ思いを胸に秘めさらに熱い漢へと変わっていった。
自覚してさえ好意の表現は「もしも願いがかなうなら……俺は君の歌になりたい……」であった。
零式防衛術
強化外骨格、零式鉄球などと共に葉隠四郎が第二次大戦中生み出した最終格闘技。
それは人類の潜在能力を極限まで引き出し、一触必殺を可能とする。
数々の一撃必殺技があるが、その本質は使用者自身の認識(にんしき/こころ)にあるとされる。
自身の認識を曇らせる愛憎怨怒といった感情、敵を恐れる心を滅殺し、常に己を失わず冷静な戦いを可能とする技術であり、このことから『相手を殺す技ではなく己を殺す技である』と語っている。
数々の名言
敵と対峙する際は決まって台詞を放つのだが、どれもこれも格好いい。
「人間に流れる血液に種類などない! 全て赤い血だ!」
「雑草などという草はない!」
「献愛は時に苦痛を伴うもの。だがおまえの胸にあるのは手を差しのべることの優越感のみ!」
「獅子は獅子であることを、吠えたりはせぬ!」
続編にて
続編『エクゾスカル零』にも登場しているが、設定がいろいろ違っている。