「我は来たり。女の願いに応え、ヨスガの国を創らんと……」
「我が名はバアル・アバター。王覇を統べ、栄華をもたらす者なり。」
「わたしたちは、もう友ではない。コトワリを違え、創世を争う、出会えば戦うしかない敵同士だ。」
「幸いなるか、互いに涙も流れぬ体になった。戦を交えることなど、何のためらいも無かろう……」
「さあ、真に優れたるは汝か我か。全ての力をもってかかってくるがいい!」
概要
アサクサ・ミフナシロにおいて、橘千晶が大量のマガツヒを使って顕現させたヨスガの神であり、同時に魔丞の力を手にした千晶の変貌した姿。種族は”魔神”。名前は訳すれば、「バアルの化身」を意味する。
最終ダンジョン「カグツチ塔」462階で待ち受けており、他のコトワリの守護ボスと異なり、必ず戦闘となる。
縦長の冠を被った女性のような姿をしているが、左腕がなく、肩から背中にかけて翼のようなプレート状の突起が伸びているという、極めて奇妙な見た目である。
戦闘では、こちらのパーティをFLY化させる「バエルの呪い」を使用。更にHPが一定量減ると「魔王の号令」を用い、配下の悪魔である熾天使フラロウス・ハレルと熾天使オセ・ハレルを召喚する。
撃破後、力の制御が不可能になったのかのように、体全身に亀裂が走ると同時に、閃光が溢れ出した後にバラバラになって絶命するという最期を遂げる。
戦闘後はアメノタカラを入手する。
余談
上記の通り、カグツチ塔に現れる守護ボスでは、唯一形態変化をしない代わりに取り巻きを呼ぶが、これは千晶1人では何も出来ない=本質はボルテクス界に来たままで成長していない事を暗喩している。
また、実力至上主義を語るトップがそれに従う配下を呼び出した時点で、ヨスガ(弱肉強食)の思想が破綻している事も意味している。
尚、形態変化をしない為か、しっかりとレベルを上げスキルを吟味すれば、上記の取り巻きを呼ばす事なく撃破が可能である。
関連タグ
「……あなたの…ほうが………優れて……いたのね………
…それだけの…力を……持っていて…………どうして……ヨスガに………
………………」