概要
闇の武器組を統括する神仏を斬り裂く魔鬼と恐れられた存在であり、頭目であり二天閻羅王世戯煌臥之助と、異名に「武」が付いた七人の達人からなる。
全員が特A級以上の達人であり、一種の不可侵条約でしか無くメンバー間の協調性や仲間意識はほとんど無い一影九拳とは対照的に、協力して作戦を行う、味方の力量を最大限に引き出して集団戦を行うなど、集団行動に長けている描写が多い。
反面、二天閻羅王等、数人を除いて一対一の戦闘では梁山泊、一影九拳に実力で劣っていると思われる場面が目立ち、更に多数での戦いを前提とする戦場の価値観から、多勢に無勢の戦いで敵を討ち取る事にも抵抗はなく、中には弟子級同士の戦いに横槍を入れるものまで存在する。
この武に対する価値観の相違が、久遠の落日における一影九拳の過半数以上が離反する事につながってしまった。
登場が遅く戦闘描写もあっさりしていることからそれ相応の実力者であるにかかわらずファンの間ではかませ犬扱いされることが多い。
構成員(八煌断罪刃のみ)
二天閻羅王:世戯煌臥之助
日本刀と小太刀の二刀流の達人。
八煌断罪刃の頭領にして、最高位の達人。無敵超人風林寺隼人こと長老を苦戦させうる数少ない強者。
不動の武士:來濠征太郎
小太刀術の達人。
初登場が39巻と、断罪刃の中では最も速く登場した。寡黙な仕事人で、作中では様々な任務を行う。
死神と踊る武王:ミハイ・シュティルベイ
鎌使いの達人。
女子供を平気で手にかける、残虐極まりない快楽殺人者。
しぐれの父が作った武器で、最も多くの人を殺害した男。
作中、何かとダメージを受ける描写が多く、八煌断罪刃最弱疑惑が……。
重瞳武弓:ミルドレッド・ローレンス
武弓の達人。
最終決戦で、真っ先に剣星の餌食となった。
恍惚武姫:保科乃羅姫
薙刀の達人。
着物姿の日本美人で、清楚な外見とは裏腹に戦闘時には猫の威嚇のような声を上げて戦う。
装甲武帝:マーマデューク・ブラウン
ハルバードの達人。
全身を鎧で覆った無口な人物で、作中では一言も話さなかった。
実は豊満なスタイルの女性で、鎧の下から聞こえたおっぱいの揺れる音で気づかれた。
偃武の執行人:エーデルトラフト・フォン・シラー
処刑刀の達人。
百本武芸:立華凛
香坂流武器術の達人。
香坂八郎兵衛の弟子で、しぐれにとっては兄弟子にあたる。