概要
1978年4月にリリースされた林家木久蔵(当時。現在の林家木久扇)の2ndシングル。
セントルイス・ブルースを元に作られた曲で、内容は性行為がテーマのひとつになっている。
ちなみに木久扇一門では弟子入り後にいやんばか~んダンスを行うが、預かり弟子の林家時蔵に関しては免除されている。
このダンスの振付は真島茂樹が担当している。
語源になった「イヤンバカン」(乙女の掛け声)は別記事参照。
笑点では
木久扇がこの歌を歌いながら踊ると観客が手拍子を始めるため、5代目三遊亭圓楽、桂歌丸、春風亭昇太からよく座布団を没収される。2018年4月1日のエイプリルフール企画で6代目三遊亭円楽が一日司会を務めた際にもこれを披露したが、この時も座布団を1枚毟り取られている。
こんなこともあった
2005年11月の木久蔵が司会代行をした回の大喜利で、「いやんばか~ん」に関する問題が出された。出た回答は以下の通りである。
- 楽太郎「♪いやんばか~んうふん やる気なくなるわ」→木久扇「どうしたの?」→楽太郎「司会がバカなんだもん」
- 歌丸「♪いやんばか~んうふん 俺は偉いんだ」→木久蔵「どうしたの?」→歌丸「(落語芸術協会の)会長の俺にこんなことやらせんなバカ!」→木久蔵「すいません会長、もういっぺん『いやんばかん』の振りをやってください」→歌丸「♪いやん…やらせんなよ!」→木久蔵「背後霊みたいね」→歌丸「!?」
- 木久蔵「落語芸術協会副会長です」小遊三「便所でお尻を拭く(副)会長。♪いやんばか~んうふんあはん」→木久蔵「どうしたの?」→小遊三「いいよな、木久蔵師匠ってこんなことして金儲けしたんだ」
- 好楽「♪いやんばか~んうふん それは俺の靴あはん」→木久蔵「どうしたの?」→好楽「小遊三が俺の靴履こうとしてんだよ」
- 楽太郎「♪いやんばかんうふん ちょっと不満だわ」→木久蔵「どうしたの?」→楽太郎「小池百合子、入閣より入籍したかったわ」→木久蔵「小池百合子って人は誰ですか?」
- たい平「(外人女性風に)♪イヤンバカンウフン アナタソコハオ乳デショバカナンダカラー」→木久蔵「(外人風に)ドシタノー?」→たい平「(外人女性風に)ソンナコト言ッテスケベ社長触ロウトシテルデショー、ボトル頼ミナサイヨボトルニューボトルヨアナタ最近来ナインダカラ」
- 歌丸「♪いやんばか~んうふん そこはお顔なの」→木久蔵「どうしたの?」→歌丸「(切実そうに)圓楽さん早く帰ってきてくれよー」
この他にも…
木久扇以外のメンバーが「いやんばか~ん」を大喜利で歌うケースも見られた。
- 歌丸「(牡蠣のように口を閉ざす)」→圓楽「どうしたの?」→歌丸「万感胸に迫り、万感胸に迫り、♪いやんばか~ん ここがお乳なのあはん」→圓楽「山田くん、歌丸さんの3枚持ってって。『万感胸に迫る』なんて言うから、何かすごいこと言うのかと思ったら、『いやんばかん』ってw」
- たい平「新曲秩父音頭のヒット頑張るぞー!」→全員「おー!」→たい平「木久蔵師匠に負けないように頑張るぞ!」→全員「おー!」→たい平「♪いやんばか~んうふん そこは秩父なのあはん いやんばかんうふん…」→木久蔵「うまいうまい!『お乳』と『秩父』を掛けてるんだね。うまい!うまいなぁ!」→歌丸「山田くん、木久ちゃんの全部持ってって」→たい平「(木久蔵に対して)すいません」→木久蔵「なんでよ~」