紀州鉄道キテツ1形
フラワ1985形時代は当該記事を参照されたいが、廃車後の行方は以下のようになった。
- フラワ1985-1 ⇒ キテツ2
- フラワ1985-2 ⇒ キテツ1
- フラワ1985-3 ⇒ 除籍後個人へ売却され静態保存
同社ではキハ600形のキハ603・キハ604号車の2両体制で長らくの間運用されてきたが、非冷房であったためサービス向上を図る目的で「フラワ1985形」の購入を決定。紀州鉄道線初の冷房車となった。
まず2000年にキテツ1号車が運行を開始、2009年にも追加でキテツ2号車が運用入りし、2両体制となった。
製造から30年が経過し(本来、他社では製造から10~15年程度で廃車になっている)、2軸LE-Carとして最後の存在となったキテツ1形は部品確保にも問題があったため、信楽高原鐵道からの中古車であるKR301・KR205号車に置き換えられ、2017年までに運行を終了した。