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士郎正宗の編集履歴2020/10/01 14:55:07 版
編集者:こおに
編集内容:光学迷彩について

神戸市出身、在住の漫画家

たいへん難解かつ情報量の多い作風が特徴で、コミックス作品ではコマの枠外に余談や設定や用語の解説などがビッチリと描き込まれている作風が特徴。

メカニックデザインや緻密な設定は高く評価されており、メカニックデザイナーとしてデザイン提供も数多く手がけている。

光学迷彩という形で所謂透明人間化を科学的技術で実現する」という表現を一般化させた始祖。「自身の身体に周囲の映像を映すフィルターを纏う事で視覚的なカモフラージュを行う」という手法は攻殻機動隊で表現されて以降、オカルト的要素の無いガジェットとして後続の多数の作品で扱われている。

経歴

大阪芸術大学在学中の1980年ごろから同人誌活動を行い、1985年に大阪府の出版社青心社が目をつけ、雑誌掲載の経験がないまま「単行本いきなり書き下ろし」という当時としては異例の方法でデビュー、すぐに熱狂的な人気を呼んだ。

同世代の多くの漫画家と同じく大友克洋の影響を濃厚に受けており、『攻殻機動隊』や『アップルシード』など、サイバーパンク調の作品で知られる。1980年代はサイバーパンクがSF界を席巻した時代なのだが、本人はサイバーパンクというジャンルをデビュー後に知ったそうである。

また、描き込みの緻密な作家にままあることだが、寡作・遅筆である。それでも1995年ごろまでは精力的に執筆活動を展開していたのだが、同年の阪神淡路大震災での被災による生活の激変と、父親の介護などが原因で創作活動がままならず、その後はイラストレーターとしての活動が目立つ程度になっている。

現在は成人向け雑誌などでイラストを手がける傍ら、『紅殻のパンドラ』のように原案という形で創作に携わっている。

原作・デザイナー等として携わったアニメゲーム作品

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