概要
元ランボルギーニ社員のオラチオ・パガーニによって1992年に創立した。
また、技術者の一部は1995年に倒産したブガッティ・アウトモビリがら移籍している。
1999年、処女作となるゾンダを発表。
イタリア製スーパーカーらしい流麗なデザインと、後方に4本まとめられたマフラーが特徴。
エンジンは自社開発せず、AMGのものを流用している。
このゾンダは多数の限定モデルやワンオフモデルを経て2010年まで生産された。
オーナーのリクエストに答えるワンオフモデルは現在も生産が継続されている。
2011年からは後継のウライラを発売。
デザインはゾンダの特徴を色濃く受け継いでおり、エンジンも引き続きAMG製を使用する。
また、ゾンダ同様に数々の限定モデルを展開している。
日本での扱い
新興メーカーということもあり日本での知名度は皆無に等しかったが、2001年発売のゲーム『グランツーリスモ3』にゾンダが収録されたことから、広く認知されるようになった。
同シリーズにはその後も登場しており、『グランツーリスモ6』からはウアイラも収録されている。
また、ゾンダのモデル後期には東京都千代田区のスーパーカーディーラー、ビンゴスポーツが正規輸入を開始。
現在では専用のショールームも用意されている。
フェラーリやランボルギーニほどではないが、東京の首都高や一般道では走っているところをお目にかかれることも。