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ファタモルガーナの館の編集履歴

2020/10/06 11:28:58 版

編集者:なっく

編集内容:公式サイトのリンクを変更。

ファタモルガーナの館

ふぁたもるがーなのやかた

ファタモルガーナの館とは、Novectacle制作の同人ゲーム。公式ジャンルは「西洋浪漫サスペンスホラー」

概要

悲劇と絶望の西洋浪漫サスペンスホラー。

2012年12月31日に初公開となった。

全八章構成だが、四章までは実質序章と言っても良い。

ドラマCD化もされた。2014年12月28日発売。

ニンテンドー3DSプレイステーション・ヴィータプレイステーション4移植版も発売されている。

「彼らの魂に永劫の苦しみを」

ゲームシステム

吉里吉里製のノベルゲーム。

エンディング数は八つ。他、デッドエンドが多数存在する。

ストーリー

 「あなた」は気づけば、古ぼけた屋敷にいた。

 目の前には、「あなた」を旦那さまと慕う、翡翠の目をした女中がいる。

 しかし「あなた」には記憶がなく、自分が何者なのか分からない。

 そんな「あなた」に、女中は屋敷で起きた数々の悲劇を見せるという。

 そこに、「あなた」の痕跡があるかもしれない……。

 最初の扉は1603年。

 豊かな薔薇が咲き誇る、美しい時代に、仲睦まじいローズ兄妹がいた。

 彼らには一切の不安も、不幸の陰りもないように見えたのだが……。

 二番目の扉は1707年。

 その時代、屋敷は荒廃していた。その屋敷に住み着いた獣は、平穏な世界を望むものの

 やがて獣本来の暴力性を抑えられなくなり、虐殺に走ることとなる。

 三番目の扉は1869年。

 この時代、文明の発達により人々は急いた生活を送っていた。

 鉄道事業に身を乗り出す資産家の青年は、

 金と権力を追うあまり自分の妻をないがしろにしていく。

 四番目の扉は1099年。

 女中はこれが最後の扉だと告げる。

 その時代にいるのは、自らを「呪われている」と告げる青年と、

 魔女の烙印を押された白い髪の娘≪ジゼル≫だった。

 「あなた」は時代と場所を超えた四つの悲劇を目撃する。

 これらを物語として終えてしまうのか、あるいはその先を求めるのかは……

 「あなた」次第だ。

 しかし、どこかの誰かはこう言うだろう。

 「他人の悲劇だから耐えてこられたんだよ」

登場キャラクター

メインキャラクター

※CVはドラマCD。

館の女中

CV:瀬戸麻沙美

「あなた」を導く年齢不詳の女中。巨乳。

彼女の手を取り館の扉を開いていくことで、物語は進んでいく。

「そう……どんなことがあっても、わたくしの手を離さないで」

ミシェル

CV:櫻井孝宏

いわくつきの館に住み続ける男。

感情表現に乏しいが、ある人物と接することで人らしさを取り戻していく。

「垂れ幕に触らないで下さい。窓もです」

白い髪の娘

CV:能登麻美子

時代を超えて何度も館を訪れる謎の娘。

心優しい少女だが、彼女の運命は悲劇に満ちている。

「薔薇は……白かったんです。私が触れるまでは……」

ネリー

CV:阿澄佳奈

ローズ家長女。

わがままで明るい少女。兄のメルを王子様扱いしている。

「お姫さまをちゃぁんとエスコートしてね」

メル

CV:保志総一朗(少年期)/下田麻美(幼少期)

ローズ家長男。

穏やかな性格をしており妹の面倒を良く見ている。

「君の好きなこと。何でもいいんだけどさ」

ポーリーン

CV:豊崎愛生

貿易商を恋人に持つ女。

恋人の死を信じられずに、男の姿を追い求め旅に出る。

「だって、私が証明しない限りあの人はいないままよ」

貿易商の男

CV:鈴村健一

船乗りの男。故人。

ポーリーンの誠実な恋人だった。

「もちろん――ポーリーン。時間の許す限り、一緒に」

マリーア

CV:堀江由衣

館に勤めるメイド。ざっくばらんで明るい性格をしている。

白い髪の娘の良き味方。

「そそ、聖母マリア様ってね。……今の、笑うとこ!」

ヤコポ

CV:諏訪部順一

鉄道事業に身を乗り出す事業家。

権力と金しか信じられなくなった男。ツンデレ馬鹿野郎。

「何度言えば分かるのだ。愚図め、その耳は飾り物か?」

【ネタバレの人】

人気投票でも二位を獲得したキャラクターだが、その性質上記載することが出来ない。

サブキャラクター

ハビ

CV:梶裕貴

ポーリーンが出会う村の少年。色々あり擦れている。

ヘイデン

ローズ家兄妹の祖父。礼儀作法にうるさいが良いお爺ちゃん。

トマゾ

ヤコポのファミリーの一員。金遣いが荒い。

風景画の男

喋る風景画。言動が軽いが、序盤の和ませ役。

エメ

とても可愛らしい女性。

ディディエ

ボランジェ家長兄。騎士の道を志す。

ジョルジュ

ボランジェ家次兄。画家の道を志す。

イメオン

ミシェルの友人だった青年。

本編には登場せず、プレビュー本掲載のアセント・デリに詳細が書かれている。

関連動画

関連タグ

同人ゲーム

外部リンク

公式サイト

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