伊47(艦隊これくしょん)
よな
モデルとなった実在の潜水艦については、伊号第四十七潜水艦を参照。
概要、えぇ?怖い?
旧日本海軍の潜水艦「伊号第47潜水艦」をモチーフとした潜水艦娘。
2020年6月27日に開催された期間限定イベント海域「侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦」のE-3の突破報酬として初実装。
これに先駆けて2020年4月23日に実装された家具「筏と伊号潜水艦の窓」にて、ある伊号潜水艦のぬいぐるみとして初登場しており、筏のエピソードがある事や値段(家具コイン4700枚)から伊47ではないかと予測されていた。
正式名称は伊47(い・よんなな)だが、艦これでは通例として愛称呼びしており、彼女は47から「ヨナ」と名乗っている。決して「武器を憎む元少年兵」ではない(ある意味憎んでいるが)、まして不死鳥狩りの方でもない。
容姿?いいですよ。
長い黒髪とぴょこんと立ったヘアパーツが特徴的。多くの潜水艦娘と同様にスクール水着を着用しており、その上にグレーのスカーフを締めたノースリーブのセーラー服を着用し、腰にはすけ素材の短めのパレオを巻いている。太ももには14cm単装砲と25mm連装機銃をベルトで巻き付け、黒のニーソックスを履き、ブーツのヒール部分にはスクリューと舵板が付いている。なお、肩から提げている箱状の物体は魚雷発射管を納めたケースである。
私物の夏水着mode
2020年7月1日実装。水着グラは「伊47改」のみとなっている。
トップスは一見してオフショルダー風にも見えるフレア付きのホルターネック、ボトムスは両サイドがリボン結びとなっているビキニパンツ。上下とも白地で、トップスは爽やかなレモン柄があしらわれている。
足元にはビーチボールとバケツとスコップという海水浴の定番セットの他、トランクのような取っ手を付け、ステッカーを貼った魚雷発射管のケースを置いている(立ち絵では蓋の一つを開いて魚雷を半ば引き出した姿勢でホールドしている。魚雷をしまって遊びに行くところなのだろうか)。
あれ、性格じゃない!?…違う?
一人称は「ヨナ」。提督のことは「ていとくぅー」と少し間延びして呼ぶ。
一見しておっとりマイペースなお調子者。時報では自身を「~のヨナ」とよく表現するなど、独特の感性を有している。またお茶目な部分もあり、午前三時の時報では、提督の後ろで時報を言った直後「え?怖い?」と不思議そうな反応をしたりする。
だが実際は例のアレを積んで戦場に赴いたことが大きなトラウマとなっており、薄幸・悲観的な暗いところがある。声も幼く、囁くような喋り方から儚げな印象。
普段は明るく振る舞っているが、トラウマからふとしたことで悲観的になることが多く、自身が幸せになることに一抹の抵抗を覚えている。自身が幸せを感じたり、誰かに優しくされると「明日は、敵地突入でしょうか」「何か、バチが当たってしまいそう」と呟いて少し落ち込む癖がある。
一方で例のアレで散っていった彼らを「みんな」と呼び大切に思っており、「みんな」を片時も忘れず、「みんな」が作ってくれた未来を無駄にはしないと、前向きな部分もある。
ちなみにMVP時に「みんな」に嬉しそうに報告へ行くのだが、それがどちらの「みんな」かは各人の想像に委ねられている。
秘書艦の仕事は熟しており、家事関連もアイスクリームを自作する程度にはできる様子。
食事は潜水艦式。つまり貧乏飯で、普段は缶詰とビタミン剤で済ましている。
カレーは豪華な食事であり、普段は間宮なども利用していない様子。提督に間宮に連れて行ってもらった時には大喜びしたりと、年相応の反応をする。可愛い。
提督には非常になついており、少し依存気味。
普段は愛くるしく朗らかに接する一方、出撃時や眠る時は手をにぎることをせがむなど、依存していると見て取れる部分もある。
一方で軍上層部にあまりいい思い出がないのか、悲観的になった時に自身が不要と言い渡されるのでは無いかと上官不信になっているところもあり、提督に対しては親愛と不信が入り混じった複雑な態度を取ることがある。
ちなみに時報では9時から20時にかけて提督と一緒に潜水艦に乗り込んで出撃しているような描写がある。これがどういう意味なのかは、現在は不明。
性能用意、お願いします!
巡潜丙型という水上機を切り捨てて雷装に特化した型の由来故か、雷装値が高く、あのイクに次ぐ、88となっている。その他にも回避が潜水艦トップ5に入る等、生存能力もそれなりに高い。しかし彼女の魅力はそれだけにあらず。
なんと運の値が初期の値で47、改にすることでゴーヤと同じ50まで伸び、さらに運改修をすることで、ゴーヤより上の驚異の97まで上昇する。
分かりやすく言うのならば、ゴーヤの上位互換かつ、イクの良い所取りである。
さらに、コスト面でも潜水空母より安く、入渠時に消費する資材や回復までの時間も短いため、低いコストで高いカットイン率と圧倒的な雷装値で敵を撃ち抜く。まさに海中のスナイパーである。
しかし、現状潜水艦の活躍できる海域は少なく、依然耐久力は低いため、運と回避力で凌ぐほかない。ポテンシャル自体は高いため、今後潜水艦が活躍できる海域が増えることを待つ他無いだろう。
余談
史実において戦後米軍に接収された伊47は長崎県の五島列島沖にて1946年4月に伊402や伊58といった他の潜水艦とともに海没処分された。
そして2017年、かねてより存在が知られていた彼女たちの眠る海底が調査された際に衝撃的なエコー画像が公開され、伊47は艦尾を海底に突き刺して直立している事が判明している(当初、この潜水艦は伊58だと思われていた)。
イメージ絵(当初の伊58と誤認されていたときのもの)。
彼女は17年11月の伊400以来2年7か月ぶり、2期では初実装となる新規の潜水艦である。
・・・つまりオリョールクルージングを知らない、初めての世代というわけである。
関連タグ、本当?本当に...?
伊58(艦隊これくしょん):現在同じ場所で眠りについている
伊400型:末妹の伊402(艦これ未実装)も同じ場所で眠りについた。
:同じく連合国によって日本国内で海没処分された。呂500は若狭湾で伊504は紀伊水道で眠りについた。
福江(艦隊これくしょん):伊47や伊58が眠りに付いた場所は福江の名前の由来となった福江島から東南東約35㎞の地点である。
五島沖海底姫:関係する深海棲艦。伊47・伊58等の海没地点そのものでもあり福江の由来の目と鼻の先。その為か異様なまでに海防艦に弱い。
同イベントで実装された艦娘