曖昧さ回避
故事成語のひとつ。意味は「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」。
「豪快で大胆な様子」「悪い意味で荒々しく型破りな人物」などの意味は本来誤用である(今まで誰もが出来なかったことを達成するような人物のイメージに由来するものと思われる)。
『語源』唐代、荊州からは役人の合格者が一人も出なかったので、その地を「天荒(=不毛の地)」と言っていたが、やがてついに劉蛻という人物が合格したとき、人々は天荒を破ったと言ったという故事に基づく。
- 漫画、ボボボーボ・ボーボボの登場人物。
- 平成ノブシコブシ吉村崇のあだ名、芸風。しかし本当はちっとも破天荒ではないことが時折バラされている。
ここでは1について解説する。
概要
CV:岸尾だいすけ
主人公のボーボボと同じ毛の王国の出身で、数少ない生き残りの1人。
首領パッチに心酔するハジケ組の舎弟の一人で、普段のぶっきらぼうな人格から一変して彼と一緒にハジケることが多い。当然ながらその光景は仲間全員からドン引きされるほど。
首領パッチに出会う5年前(おそらく19歳位)、魚雷ガールに好意的な意味でストーカーされた過去があり、そのほとんどが致命傷と与えるほどの打撃的なアピールばかりだった(相手の命を吸い取る「殺印」もこの時に付けられた)。いろいろな意味で人生に絶望してたところをハジケ組に拾われ、その親分のハジケ姿に一目惚れし、現在に至った。
それでも殺印は首元に残ったままだったが、ボーボボらが魚雷ガールを倒したことで殺印ののろいが解けた。ボーボボメンバーの中で一番単独行動が目立っていた人物だが3世編で正式な仲間入りを果たした。
第2部においては、尊敬する首領パッチのことをデフォルメ化して「おやぴん」と呼ぶなど、首領パッチ愛がさらに増していた。
得意技・鍵真拳
原作での主な表記は「カギ真拳」。鍵を使う真拳で、相手をLOCKして動きを封じ込める事ができる。
鍵を飛ばして攻撃したり、その他にも鍵を剣状に変化させる「剣錠」などの技を使用する。
自身に何らかの封印を施しており、それを解除することで戦闘能力が爆発的に高まる。
鍵は錠前を開けることにも使用可能。
- カギ真拳・LOCK
一番最初に披露した技であり、基本的な攻撃。鍵を持った拳ごと相手の胸を突いて、鍵を閉める動作によって相手の動き全てが停止される。一日は動けなくなるという。
- カギ真拳奥義・永久錠(とわじょう)
サイバー都市編で見せた奥義。封印を解除した状態で発動。無数の鍵が対象を囲むように貫いてLOCKしていく。この奥義で電脳6闘騎士の一人だった王・龍牙を瞬時に仕留めた。「一生止まってろ」
- ハジケ奥義 LOCKサーフィン
首領パッチとの合わせ技。巨大化した鍵に首領パッチがサーフィンのように乗って飛ばしていく。旧毛狩り隊Aブロック隊長ハンペンに後頭から喰らわすが弾力が強くて伸び、反動で遠くまで飛ばされてしまい失敗に終わった。
- 聖錠前領域(はてんこうワールド)
毛の王国の住人だけが使える精神開放系奥義能力。発動中は空間内の人物が破天荒の精神の影響を受けてCOOLになる。
あのボーボボでさえもこの影響を受けたが、首領パッチや魚雷ガールは空間内でもギャグ要素を持ち続けた。二人とも破天荒に深くかかわっている人物なので、そのあたりも関係しているのかもしれない。
領域内では「二秒間だけ相手の眠れる力を引き出す」鍵を使用することができる。
弱点は「無生物の動きを封じることはできない」「近接技しかなく距離を取られると脆い」ことで、この弱点を突かれて紫龍炎かまらの「無機物と動物を融合させる」アニマルMIX真拳に敗れたことも。