裸身活殺拳
らしんかっさつけん
古代中国で生み出された地上最強の拳法。
裸身活殺拳とは?
古代中国で生み出された古武術の一つである。
特徴は気の制御に重点を置き、それを攻撃にも転用した点である。
体内に気を充満させ、練り上げた気を体表面から発射して敵にダメージを与える。
その威力は皮膚の面積に比例する。
究極奥義「全裸万象」まで極めれば、素手で核ミサイルを撃墜できる地上の最強の拳法である。
その性質上、皮膚を隠す衣服を着ていると攻撃時の威力が下がってしまう。
また気を練り上げるためにも肌が露出しているほど効率がよい。
また使用者が極意を極めていないと、己の羞恥心とも戦わねばならず、羞恥心に堪えられなくなると戦闘続行が出来なくなってしまう。
文化大革命の時には「いたずらに裸身をさらし、人心を惑わす非科学的な拳法」と中国共産党から徹底的に弾圧され、一時は継承者が途絶えたかと思われた。
民明書房刊『中国秘拳満漢全席』より