「うちの場合は、何よりも“美味い”が優先されるので」(web487話より)
主要人物(ムコーダ一行)
ムコーダを筆頭にメシの為に活躍する冒険者パーティ。
序盤からフェンリルを従魔にした事から噂が拡散し冒険者達に知れ渡っている。
ブリクストの冒険者副ギルドマスターであるバルトロメオからは「ムコーダ一行」と呼ばれている。一時的に他の冒険者と組んで旅をしたり、ダンジョンで行動を共にしたりする。
現在はムコーダと従魔4体のパーティ。
ムコーダ
CV:細谷佳正
2016年に勇者召喚に巻き込まれた主人公。職業は「巻き込まれた異世界人」。
本名は向田剛志。名字を名乗れるのは貴族のみなので異世界人である事を隠す為、ムコーダと名乗っている。料理が得意な元サラリーマン。冒険者兼商人として活動し従魔と異世界を放浪中の主夫。固有スキルは地球の物資を購入する事ができる『ネットスーパー』
フェル
CV:杉田智和
ムコーダの最初の従魔でありメインパートナー。フェンリル。
風の女神ニンリルの眷属
スイ
CV:久野美咲
ムコーダの二体目の従魔。特殊個体のスライム。素直で大人しい。
ドラちゃん
CV:下野紘
ムコーダの三体目の従魔。ピクシードラゴン。やんちゃ。
ゴン爺
ムコーダの四体目の従魔(ただし300年の仮契約)。エンシェントドラゴン。マイペース。
今の所、従魔の中で唯一神の加護を得てない。
冒険者としての功績
ダンジョン攻略
フェーネン | 期間一日。全5階、フェルのブートキャンプに使用 |
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ドラン | 期間十日。初踏破後は高難度に認定。ボス宝箱は魔剣カラドボルグ |
エイヴリング | 期間七日。二百年ぶりに踏破。ボス宝箱はマジックバック(特大) |
ローセンダール | 時、期間一日※1。ドロップ品はダンジョン牛豚上位種及びその特殊個体の肉やモツ、ボスはなし |
盗賊王の隠れ家 | 期間一日。魔物事態いないが罠だらけ。獲得品は盗賊王の宝、賢者の転移魔法の魔道具など |
ブリクスト | 推定期間三十五日※2。ボス宝箱はなし※3 |
フォンデル | 攻略中。全2階。 |
ちなみにダンジョンは百年に一度踏破されることがあるかないか…である。
※1:初踏破(肉400個x3階層分=1200個以上)以降も牛豚上位種獲得の為に肉ダンジョン祭り開催までに3回進入(1200個x3回=3600個)している。計4800個以上の肉を手に入れた。
※2:1回目の進入は40階まで進行したが一時撤収(2週間)、2回目の進入は41~44階層で最低2週間経過、45~46階層は推定七日で踏破。
※3:代わりに45階層で階層主の宝箱(イエティのマント)がドロップ。また、最下層でゴン爺がブラックドラゴンを200年間瞬殺し続けて保管していたドロップの魔剣フルンティング、魔剣グラム、魔剣エッケザックスなど様々なドロップアイテムを回収。
ギルド
冒険者ギルドとの関係
当初はアイアンウィルの勧めで従魔の狩ってきた獲物を解体して肉にしてもらう為に登録したが、ドラン副ギルドマスターのウゴールに助けられて以来、冒険者ギルドをさらに信用するようになり今ではすっかりメインになっている。
通常の冒険者はGランクからFランクになるのに半年かかると言われていたが、Sランクになるまでの期間は異世界転移してから4ヶ月以上~5か月未満と驚異的な速さで最高ランクに達した。
ムコーダ自身も解体できるようになったとはいえ2m位の魔物数匹が限界で大量の魔物解体やドラゴン解体は不可能な為、冒険者ギルドとの信用を損なうのは美味しい料理を食べさせ続ける上で致命的になるとムコーダは自覚しておりフェルへの説得に冒険者ギルドの重要性を理解させたりしている。
Gランク時代
フェーネン王国で冒険者登録してGランクになって薬草採取などの仕事をこなしていたが、国境を越える間に1か月の抹消期間が過ぎてしまい、レオンハルト王国のカレーリナで再び冒険者登録した(web53話)。
Fランクに上がる為にゴブリンの集落を潰しがきっかけで「フェンリルを従える者がGランクである方が問題だ」とヴィレムのギルドマスター権限によりCランク冒険者に昇格(web62話・書籍2巻)した。
Cランク時代
ドランダンジョン踏破した時に「ダンジョンを踏破したあなたをCランクのままにはしておけません」とエルランドのギルドマスター権限によりAランク冒険者になった(web155話・書籍4巻)。
Aランク時代
ムコーダ一行が赤竜を狩った事をきっかけで「赤竜を簡単に狩ってくるようなとんでもない魔獣を従魔にしてるんだから、Sランクで問題ないだろう。お前がSランクじゃなかったら今いる数少ないSランクのヤツらは何だって話になるだろうが」とマルクスのギルドマスター権限によりSランク冒険者に昇格(web223話)。後日Sランクのカードを獲得した(web229話)。
商人ギルドとの関係
ムコーダとしては商人を目指していたが、ドランの商人ギルドでの宝石買取の件で騙されかけて以来、冒険者ギルドへの信用度も含めて冒険者がメインになっている。
宝石を売る時は冒険者ギルドの宝石に詳しい人を連れていくようになった。
冒険者ランクとは対象的に最低ランクであるが、ムコーダは全く困っていない。下手にランクを上げてムコーダ自身が店を持つよりはランベルト商会といった信用できる商人を仲介して商売する方が商人ギルドに弱みを握られるリスクが少ない(商人ギルドに加入している事を理由に安い値段で宝石を売らせようとしたなど)。
アイアンランク
ムコーダは商人ギルドにも登録しているが、ムコーダの場合は異世界を旅したいという動機で一番ランクの低いアイアンランク(行商人、屋台など店舗なしで商売する者)を選択するという必要最低限の範囲である。
書籍1巻で年会費金貨1枚と税金金貨2枚はフェーネン王国で支払い済。書籍4巻にて来年の分はドランの商人ギルドがポテトフライを教わったお礼で免除された。
従魔達が快適に過ごせるように商人ギルド経由で一軒家を借りる事が多くなった。
書籍9巻で3日間開催される肉ダンジョン祭りで1日限定ホットドッグの屋台を出店し、この資格が正しい意味で初めて有効活用された。
幻の酒店
書籍7巻にて思えば商人らしい事をしていないのでBBQコンロを使った串焼き屋台を始める為に仕込みを始めたら従魔達が食べたそうに様子見してたので諦め、ネットスーパーを使った物を売るとオーパーツ扱いになるので断念、塩・胡椒などの調味料を扱っても石鹸の時のように貴重な胡椒を狙う厄介な連中に目を付けられる危険がある。そこでネットスーパーの酒瓶を取り扱う事にした。
厳しいルールにも関わらずそのルールを守る事で出される酒はドワーフ達に大好評だったので気まぐれに一時倉庫を借りて「幻の酒店」も行うようになった(書籍番外編7巻、9巻)。
後にweb版にも書籍版の「幻の酒店」設定が逆輸入された。
ムコーダさんの人脈
ランベルト商会との関係
現状従魔達を満足させる為に美味しい物を求めて異世界放浪を余技されず行わなければならず、自分の店を持つ余裕はなく、店を作ってもそれを維持する従業員もまだいない為、信用できるランベルトさんの店を仲介してマリーの強い希望でシャンプーや石鹸を取引、後に貴族ラングリッジ伯爵への繋ぎの為に「毛髪パワー」(金貨50枚)などを取引。
カレーリナにいる人物の中でムコーダの相談相手として最適な人でもある。
ウゴールさんとの関係
ドランの副ギルドマスター。ムコーダが商人ギルドに宝石の売値価格で騙されかけた時にすかさず反論して宝石の売上を金貨7460枚から9480枚と適切な価格である金貨2000枚(2000万円)と買取価格を上げる事に成功している。皮肉にもエルランドがウゴールに許してもらえる程度に仕事に中途半端に真面目な人物だったらこうはならなかっただろう。エルランドの従魔達へのドラゴンストーカー行為も酷くなった事でムコーダはウゴールさんとその家族達への気配りを忘れない。
ラングリッジ伯爵との関係
ミスリル鉱山発見の功績の件では接触を避けていたが、ムコーダ邸を管理する家族同然の奴隷達を守る為に接触を決意した。フェルが無礼な部下を脅しと殺気で気絶させている為、キレた時のフェルの扱いに注意している。
関係を結んだ後はラングリッジ伯爵領騎士団が影でムコーダ一行とムコーダの関係者達を見守っており、何かあった時は報告を厳命されている。
創造神デミウルゴスとの関係
主に駄女神、駄神対策として創造神デミウルゴスを信用しお供えを自ら進んで継続している。それでも危険な案件に関しては警戒している。時々とんでもない物を報酬として与える事がありそれが原因で困る事がある。