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ムコーダ一行の編集履歴

2024-07-02 17:56:29 バージョン

ムコーダ一行

むこーだいっこう

ムコーダ一行とはとんでもスキルで異世界放浪メシに登場する主要人物パーティの事である。

「うちの場合は、何よりも“美味い”が優先されるので」(web487話より)

主要人物(ムコーダ一行)

ムコーダを筆頭にメシの為に活躍する冒険者パーティ。

序盤からフェンリルを従魔にした事から噂が拡散し冒険者達に知れ渡っている。

ブリクストの冒険者副ギルドマスターであるバルトロメオからは「ムコーダ一行」と呼ばれている。一時的に他の冒険者と組んで旅をしたり、ダンジョンで行動を共にしたりする。

地味に書籍版では3巻から登場人物欄にムコーダ一行として紹介されている。

現在はムコーダと従魔4体のパーティ。

肉好きが多いので良くも悪くも自然と肉料理が中心となる。


CVはTVアニメ版/ドラマCD版の順に記載している。


ムコーダ🛒

CV:内田雄馬 / 細谷佳正

2016年に勇者召喚に巻き込まれた主人公。職業は「巻き込まれた異世界人」。

本名は向田剛志。名字を名乗れるのは貴族のみなので異世界人である事を隠す為、ムコーダと名乗っている。料理が得意な元サラリーマン。冒険者兼商人として活動し従魔と異世界を放浪中の主夫。固有スキルは地球の物資を購入する事ができる『ネットスーパー』

一人暮らしなので手っ取り早く食べられる男の料理が中心だが、数々のアルバイトの経験で料理人や料理店を任せても問題ないほどの知識を身に着けている。


フェル🐕

CV:日野聡 / 杉田智和

ムコーダの最初の従魔でありメインパートナー。フェンリル。

風の女神ニンリルの眷属

肉好きで野菜が嫌い。猫舌なので熱い食べ物は風魔法で冷ましてから食べる。

デザートはショートケーキが好き。抹茶は意外といける模様。


スイ💧

CV:木野日菜 / 久野美咲

ムコーダの二体目の従魔。特殊個体のスライム。素直で大人しい。

肉好きで甘い物も好き。スライムなので雑食で異世界ゴミでも何でも食べられる。

スライムなので熱い食べ物もすぐに食べれる。辛い物やビールなどの酒とかは苦手。魔石も苦い模様。抹茶も苦手な模様。

その辺の石や草も食べられるが、ムコーダの料理に慣れた為、食べても美味しくないと感じている。ちなみにネットスーパーで出た異世界ゴミに関しての味覚は不明だが、食べると経験値を得てレベルが上がるのでスイにとっては美味しい物なのだろう。


ドラちゃん🦎

CV:? / 下野紘

ムコーダの三体目の従魔。ピクシードラゴン。やんちゃ。

肉好きで甘い物も好き。プリンが大好物。抹茶などの草の味のする物は苦手。

猫舌なので熱い食べ物をすぐに食べられない。パーティの中では少食な方である。


ゴン爺🐲

ムコーダの四体目の従魔(ただし300年の仮契約)。エンシェントドラゴン。マイペース。

今の所、従魔の中で神の加護を唯一得てない。

肉好きで酒好き。抹茶も好きな模様。ムコーダと一緒に酒を飲む事もある。


冒険者としての功績

ダンジョン攻略

フェーネン期間一日。全5階、フェルのブートキャンプに使用
ドラン期間十日。初踏破後は高難度に認定。ボス宝箱は魔剣カラドボルグ
エイヴリング期間七日。二百年ぶりに踏破。ボス宝箱はマジックバッグ(特大)
ドラン2回目期間二日※1。25階巨人ゾーンの宝箱はマジックバッグ(大)
ローセンダール時、期間一日※2。ドロップ品はダンジョン牛豚上位種及びその特殊個体の肉やモツ、ボスはなし
盗賊王の隠れ家期間一日。魔物はいないが罠だらけ。盗賊王の屍があるが化けて出たりしない。獲得品は盗賊王の宝、賢者の転移魔法の魔道具など
ブリクスト推定期間三十五日※3。全47階。ボス宝箱はなし※4
フォンデル推定期間約1か月。全2階。ボス宝箱は魔槍バイデントとマジックバッグ(大)※5

ちなみにダンジョンは人類の力では百年に一度踏破される事があるかないか…である。書籍版(web版)ではムコーダ一行が別の入り口から出てきてフェルの発言で騒ぎになったが、100年以上前とはいえダンジョン踏破の記録があるので赤岸K漫画版では冒険者達が出現した出口から出てきたムコーダ一行の踏破を察知して即座に冒険者ギルドに報告された。

※1:火竜解体の時間潰しに挑戦。マジックバッグ(大)は麻袋(大)が100個入る時間経過なしのもの、他ミノタウロスの肉50個確保。

※2:初踏破(肉400個x10~12階までの3階層分=1200個以上)以降も牛豚上位種獲得の為に肉ダンジョン祭り開催までに3回進入(1200個x3回=3600個)している。計4800個以上の肉を手に入れた。

※3:1回目の進入は40階まで進行したが一時撤収(2週間)、2回目の進入は41~44階層で最低2週間経過、45~46階層は推定七日で踏破。

※4:代わりに45階層で階層主の宝箱(イエティのマント)がドロップ。また、最下層でゴン爺がブラックドラゴンを200年間瞬殺し続けて保管していたドロップの魔剣フルンティング、魔剣グラム、魔剣エッケザックスなど様々なドロップアイテムを回収。

※5:マジックバッグは麻袋100個入る時間経過なしのもの。他にスケルトンキングから賢者の石、ボス戦の際にリヴァイアサンの屍をそのままドロップしている。


ギルド

冒険者ギルドとの関係

当初は【鉄の意思(アイアンウィル)】の勧めで従魔の狩ってきた獲物を解体して肉にしてもらう為に登録したが、ドラン副ギルドマスターのウゴールに助けられて以来、冒険者ギルドをさらに信用するようになり今ではすっかり冒険者メインになっている(漫画版ではドラン副ギルドマスターウゴールの機転で予め商人ギルドとの接触を避けた。)。

通常の冒険者はGランクからFランクになるのに半年かかると言われていたが、Sランクになるまでの期間は異世界転移してから4ヶ月以上~5か月未満と驚異的な速さで最高ランクに達した。

ムコーダ自身も魔物解体できるようになったとはいえ2m位の魔物数匹が限界で、大量の魔物解体やドラゴン解体は不可能な為、冒険者ギルドとの信用を損なうのは美味しい料理を食べさせ続ける上で致命的になるとムコーダは自覚しておりフェルへの説得に冒険者ギルドの重要性を理解させたりしている。

Gランク時代

フェーネン王国で冒険者登録してGランクになって薬草採取などの仕事をこなしていたが、国境を越える間に1か月の抹消期間が過ぎてしまい、レオンハルト王国のカレーリナで再び冒険者登録した(web53話)。

Fランクに上がる為にゴブリンの集落を潰したのがきっかけで、ギルドマスター・ヴィレムの目に留まり「フェンリルを従える者がGランクである方が問題だ」とギルドマスター権限により、高ランクの依頼達成を条件にCランク冒険者に昇格(web62話・書籍2巻)した。

Cランク時代

ドランダンジョン踏破した時に「ダンジョンを踏破したあなたをCランクのままにはしておけません」とエルランドのギルドマスター権限によりAランク冒険者になった(web155話・書籍4巻)。

Aランク時代

ムコーダ一行が赤竜を狩った事をきっかけで「赤竜を簡単に狩ってくるようなとんでもない魔獣を従魔にしてるんだから、Sランクで問題ないだろう。お前がSランクじゃなかったら今いる数少ないSランクのヤツらは何だって話になるだろうが」とマルクスのギルドマスター権限によりSランク冒険者に昇格(web223話)。後日Sランクのカードを獲得した(web229話)。なおムコーダの従魔達に赤竜を倒せる実力がある事はギルドでも副ギルドマスター以上にしか教えないようにマルクスと約束し、ギルドからは漏らす事はなかった。

Sランク時代

エルマン王国ダンジョン攻略まではムコーダ一行も冒険者ギルドの仲もSランク魔物素材など許容範囲だったが、ムコーダがゴン爺を従魔にした事で人族大陸を飛び回る事が可能になり、無許可でムコーダ一行が上空で飛ぶたびに人族大陸の国々から「黒竜が飛んできた」と冒険者ギルドに報告やクレームが来るようになりその影響でムコーダがギルドマスターのヴィレムに説教される回数が激増した。ムコーダがゴン爺の制御が出来なければ冒険者ギルドとの関係に溝が出来ると思われる。


商人ギルドとの関係

ムコーダとしては商人を目指していたが、ドランの商人ギルドでの宝石買取の件で騙されかけて以来、冒険者ギルドへの信用度も含めて冒険者がメインになっている。

王都貴族ほどではないが、面倒な組織である為、宝石を売る時は冒険者ギルドの宝石に詳しい人を連れていくようになった。

冒険者ランクとは対照的に最低ランクであるが、ムコーダは全く困っていない。下手にランクを上げてムコーダ自身が店を持って身動きをとれなくなるよりはランベルト商会といった信用できる商人を仲介して商売する方が商人ギルドに弱みを握られるリスクが少ない(商人ギルドに加入している事を理由に安い値段で宝石を売らせようとしたなど)。


アイアンランク

ムコーダは商人ギルドにも登録しているが、ムコーダの場合は異世界を旅して観光したいという動機で一番ランクの低いアイアンランク(行商人、屋台など店舗なしで商売する者)を選択するという必要最低限の範囲である。

書籍1巻で年会費金貨1枚と税金金貨2枚(3万円)はフェーネン王国で支払い済。書籍4巻にて来年の分はドランの商人ギルドがポテトフライを教わったお礼で免除された。


ドランダンジョン攻略以降は従魔達が快適に過ごせるように商人ギルド経由で一軒家を借りる事が多くなった。

書籍9巻で3日間開催される肉ダンジョン祭りで1日限定のホットドッグ屋台を出店し、この資格が正しい意味で初めて有効活用された。




幻の酒店

書籍7巻にて思えば商人らしい事をしていないのでBBQコンロを使った串焼き屋台を始める為に仕込みを始めたら従魔達が食べたそうに様子見してたので諦め、ネットスーパーを使った物を売るとオーパーツ扱いになるので断念、塩・胡椒などの調味料を扱っても石鹸の時のように貴重な胡椒を狙う厄介な連中に目を付けられる危険がある。そこでネットスーパーの酒瓶を取り扱う事にした。

厳しいルールにもかかわらずそのルールを守る事で出される酒はドワーフ達に大好評だったので気まぐれに一時倉庫を借りて「幻の酒店」も行うようになった(書籍番外編7巻、9巻)。

後にweb版にも書籍版の「幻の酒店」設定が逆輸入された。


ムコーダさんの人脈

ランベルト商会との関係

現状従魔達を満足させる為に美味しい物を求めて異世界放浪を余技されず行わなければならず、自分の店を持つ余裕はなく、店を作ってもそれを維持する従業員もまだいない為、書籍2巻にて信用できるランベルトさんの店を仲介してマリーの強い希望でシャンプーや石鹸を取引した(銅貨1枚の石鹸3個入り→1個銀貨4枚、銅貨3枚のローズの香り石鹸3個入り→1個銀貨6枚、リンスインシャンプー詰替え銅貨4枚→銀貨7枚、シャンプーとトリートメント詰め替え銅貨5枚→金貨1枚、ヘアマスク銅貨8枚を瓶2本に詰め替え→1瓶金貨2枚)、後に書籍8巻にて貴族ラングリッジ伯爵への繋ぎの為に「毛髪パワー」(金貨50枚)などを取引。

カレーリナにいる人物の中でムコーダの相談相手として最適な人でもあるが、夫婦仲の良さに心中いちいち悪態をつく恩知らずな行動をとる事もある。


カレーリナギルドとの関係

ムコーダ>従魔達>冒険者ギルド>ムコーダといったジャンケンのような相性関係になっている。カレーリナ冒険者ギルドマスターのヴィレムと解体屋ヨハンとは長い付き合いで問題行動を起こした時の従魔の扱いの注意は全てムコーダへ伝えるようにしている。

冒険者団体フェニックスとの関係もそれなりに長い。

ランベルト商会の世話になった所為か、商人ギルドマスターや副ギルドマスターとの接触はweb550話を越えてもまだない。

そもそも商人ギルドの関わり自体が家や奴隷を買う時位である。


エルランドとの関係

詳しくはエルランド参考。一時的に王でも一生に一度食べられるかどうかわからないドラゴンステーキ(地竜と赤竜)をご馳走してもらえたり、ムコーダが固有スキルを教える位信用していたが、ドラちゃんと古竜のストーカーの件で彼への信用が無くなった。関係修復には長い年月を必要とするだろう。


ウゴールさんとその家族との関係

書籍3巻に登場したドランの副ギルドマスター。ムコーダが商人ギルドに宝石の売値価格で騙されかけた時にすかさず反論して宝石の売上を金貨7460枚から適切な価格である9480枚と金貨2000枚(2000万円)以上も買取価格を上げる事に成功した。皮肉にもエルランドがウゴールに許してもらえる程度に仕事に中途半端に真面目な人物だったらこの展開にはならなかっただろう。エルランドの従魔達へのドラゴンストーカー行為も酷くなった事でムコーダはウゴールさんとその家族達への気配りを忘れない。

ムコーダからドラゴンステーキ(赤竜)の量をエルランドより多くもらえるほどの信用を勝ち取った。


書籍7巻にてウゴールの家族の名前が判明し、妻ティルザさん、息子ミハイル君、娘ミラナちゃんからギルド職員経由でウゴールの家族から感謝の手紙とティルザ手作りのドライフルーツをお返しに渡されている。ムコーダは少し味わった後、ドライフルーツでパウンドケーキを作り、追加でミートパイを作ってウゴールさんに渡した。


創造神デミウルゴスとの関係

書籍7巻にて主に駄女神、駄神対策として創造神デミウルゴスを信用しお供え(従者好みの酒や手料理など)を自ら進んで継続している。それでも創造神の神託で危険な案件に関しては警戒している。時々とんでもない物を報酬として与える事がありそれが原因で困る事がある。

最もムコーダ自身も異世界物価に疎かったという特大ブーメランが待っていた。


エドワード・ラングリッジ伯爵とその家族との関係

書籍2巻でミスリル鉱山発見の功績の件では接触を避けていたが、書籍8巻にてムコーダ邸を管理する家族同然の奴隷達を守る為に接触を決意した。フェルが無礼な部下を脅迫と威圧によって気絶させている為、キレた時のフェルの扱いに注意している。

関係を結んだ後はラングリッジ伯爵領騎士団が影でムコーダ一行とムコーダの関係者達を見守っており、何かあった時は報告を厳命されている。

web版539話にてエドワードと言う名前だった事が判明し、王都でカレーリナギルドマスターのヴィレムが唯一信用する貴族でもあった。実質冒険者ギルドが信用して従う貴族であり、実質レオンハルト王国の真の支配者とも言える。ムコーダ一行への理解度が貴族の中でも格段に上である。相変わらずフェンリルや古竜との関係には気を付けておりムコーダ一行と馬鹿貴族らの衝突を予見し王都謁見の場に現われないなど徹底している。二度同じ失敗はしない模様。

妻のオリアーヌ、娘(長女?)のセレステ、下の息子(次男?)バスチアンがいる。上の息子(長男?)の名前は未登場なので不明。ムコーダ一行のドラゴン肉料理を満喫しつつも、海竜リヴァイアサンを狩れる実力のある従魔達がいる事を認識して「これは王に伝えねば……」と気を引き締めたり、妻と娘はムコーダの美容製品に夢中になりつつも妻のオリアーヌは王妃にオールインワンジェルクリームを献上したかを確認し、献上されていない事を確認すると「すぐに献上するように」と助言を受けた為、エドワードが海竜の件で登城するついでに持って行ってもらう事になった。妻オリアーヌはムコーダのうっかりな性格に気づいたのか「いつでも我が家を頼ってくださいましね」と念を入れて言われていた。

下の息子次男バスチアンはフェルや古竜に触れたり、会話したりとニコニコで元気一杯な『孤児様』の風格を出し始めておりラングリッチ家の真価が発揮されている。


ムコーダ邸を守る奴隷達との関係

ムコーダの秘密を共有する家族同然の借金奴隷契約で結んだ信頼関係となっており、その家族同然の人達を守る為にムコーダに面倒な貴族への接触を決意させた。流石に奴隷従業員同士の恋愛に悪態つくほど救いようの無い駄目男ではない。

秘密共有関係の為、国を出る事になる時は一緒に連れていくつもりでいる。


関連項目

とんでもスキルで異世界放浪メシ ムコーダ ムコーダ邸 とんスキの神様ズ

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