ビッグワン(ジャッカー電撃隊)
びっぐわん
概要
パーソナルカラーは白で、電撃隊初期メンバーそれぞれが持っている「核」、「電気」、「磁力」、「重力」の4大エネルギー全てを併せ持ち、その容姿から“白い鳥人”の異名を持つ。
武器は『ビック・バトン』。
4人が窮地に陥ると何処からともなく颯爽と現れたり、合体技『ビックボンバー』を放つときに登場する事が多く(見ようによっては美味しい所を全部掻っ攫う様に見えなくもない)、4戦士全ての力を持っている為、その戦闘能力は高いというまさにジョーカー(切り札)的存在である。
なお、他のメンバーと違って強化カプセル無しに任意に変身できるようだが、その変身バンクは描かれていない為、プロセスについては不明。
戦力
ビッグボンバー
ジャッカー後期の必殺技。ジャッカーコバックが効かなくなった侵略ロボット軍団をこの武器で倒していく。後のシリーズでは定番となった「重火器型の必殺武器」の元祖である。
ビッグワンの「ビッグ,ボンバー!!」の掛け声で4人が大砲を組み立てる。
ダイヤジャックが右車輪、クローバーキングが左車輪、ハートクインが砲架、スペードエースが砲身を合体させる。
28話より組み立て時に、J「セット1」K「セット2」Q「セット3」A「行くぞコンバイン!セーット,オン!!」の掛け声が入る。
そしてビッグワンが砲弾を持って現れ、「ジャッカー必殺武器!」の掛け声と共に砲弾を込め、「ビッグ,ボンバー!!」の掛け声で発射する。その威力は、侵略ロボットのボディを貫通するほど強力。
25話より敵を倒した後に「ビッグ,ワン!」「ジャッカー!!」の決め台詞を言う。
また29話からは、前作のゴレンジャーハリケーンのように、砲弾が敵の苦手なものに変形するようになる。詳細は下記参照。
ビッグボンバーの変形
29話「行くぞ七変化!鉄の爪対ビッグワン」
変化:蜘蛛の巣攻め
相手:カマキリ大酋長
断末魔の叫び:「蜘蛛の巣怖いわ~、あら~!!」
30話「死を呼ぶ暗号!猛毒コブラツイスト」
変化:アフリカゾウ
相手:コブラ大神官
断末魔の叫び:「アフリカゾウ嫌いぃぃ~!!」
砲弾がなんと、アフリカゾウ(の着ぐるみ)に変化。コブラ大神官に抱きついて倒れこんで爆発した。
因みにこの時の断末魔は「がきデカ」のパロディだったりする。
31話「赤い衝撃!スパイは小学四年生」
変化:トウモロコシ
相手:シャチラ汗(カン)
断末魔の叫び:「きょほー!美味しそう!(ガブッ)ぎゃあああ!!」
トウモロコシに変化した砲弾にかぶりついた途端に爆発。前作のタマゴ(54話)やトリガラスープ(62話)を踏襲している。
32話「どっちが本物?あやうしビッグワン」
変化:嘘つき退治(巨大ヤットコ)
相手:カメレアン大隊長
断末魔の叫び:「これじゃ宇宙へカエレア~ン!!」
カメレアン大隊長が子供に化けてビッグボンバーの照準を狂わせた。最終的にビッグワンに嘘を見破られ、巨大ヤットコで舌を挟まれたまま爆死した。
33話「電撃隊全滅か!?クライムのお料理教室」
変化:ビッグアロー(巨大な矢)
相手:バッファロー提督
断末魔の叫び:「ぎゃあああ!!」
知略家のバッファロー提督も、強大な攻撃力を持つビッグボンバーには敵わなかった。
35話(最終回)「大勝利!さらばジャッカー」
変化:どぶねずみ
相手:戦士・鉄の爪
断末魔の叫び:「ぐッ!?うぉおああぁぁぁ!!」
最後の敵を倒した技が「どぶねずみ」とは・・・