概要
アストルティア西部に存在するオーガの住む大陸で、雪原や荒野、岩山など過酷な環境が多い。
また大昔には幾度も戦争が起きた。
主な地域
ランガーオ山地
ランガーオ村
山地の最北端に存在し、クリフゲーンが治める村。マイユやアロルド、ジーガンフの出身地でもある。
オーガを選んだ場合この村からストーリーが始まり、主人公はロンダの氷穴で死亡した若者に転生する。
闘技場があり、村人達は力を競い優勝者は代々村王となって村を治めている。
20年前は勝者こそが全てであり、敗者に人権が無い風潮だった。そして当時の村王ガガベスはクリフゲーンの一撃が偶然急所に当たった事で死亡し、妻と息子のガガイは敗者の家族として迫害を受け、妻も心労が祟りこの世を去った。
この出来事からクリフゲーンは勝者も敗者もお互いを称えるよう村を変えたが、その事を知らないガガイに命を狙われている。
ロンダの氷穴
山地の西にある氷の洞窟。ここを抜けた先のロンダ岬には悪鬼ゾンガロンが封印されている。
グレン領
西と東に分かれており、中心部にグレン城下町が存在する。
グレン城下町
バグド王が治める城下町。最も多くのプレイヤーに選ばれた種族であるオーガが訪れる小国であり、入口付近に駅や教会、宿屋が建っている事も相まって作中で一番プレイヤーが集まっている。
ベコン渓谷
グレン領西の北部から入れる場所。60年前に魔瘴が噴出し、妖剣士オーレンと部下達が犠牲になってしまった。
ランドン山脈
ドラクエ9のランドンクイナのまめちしきで言及された場所。
グレン領東の南にあるゲルト海峡から行ける。レイダメテス侵略時は麓にオーガとドワーフが集落を作って生活していた。
雲上湖には水竜ギルギッシュが生息し、山頂からは神殿レイダメテス及び冥王の心臓へと行けるようになる。
戦禍の邪神が封印されている邪神の宮殿もここ。
ガートラント領
オーグリードでは珍しく、自然豊かな場所。中心部の岩山にガートラント城下町がそびえ建つ。ガートランドでもガードランドでもない。
大昔にはグレンから避難してきたドランド王国の民が鬼岩城を建てて生活していた。
ガートラント城下町
グロスナー王が治める城下町。三つの階層に分かれている。
オルセコ高地
ガートラント領から北西に存在する高地。かつてオルセコ王国の城だったオルセコ闘技場が存在しているほか、中心部のバウガの洞穴には大地の竜バウギアが眠っている。
オルセコ闘技場
現在は廃墟となっているが、大昔は長引く戦争からオルセコ王国の城と城下町として利用され、オルセコ闘技城と呼ばれていた。この国はゾルトグリン→ギルガランが治めており、痩せた土地故に水を求め、ドランド王国に侵攻しているが水源に恵まれているのと複雑な地形故に落城できない状態だった。
なおドランド側も以前の住居を滅ぼされており、避難する形で水源に城を建てたのである。
過去のオーグリード
Ver.1と3のストーリーでは500年前のオーグリード大陸を訪れることとなる。
当時は守護者ラズバーンが造った偽りの太陽「レイダメテス」によって他の大陸同様壊滅の危機に瀕しており、グレン領東からランドンフットまでしか行くことができない。
グレン城はシオドーア率いる人間に占拠され、元々住んでいたオーガも他の種族も立ち入りが禁止されており、周辺地域で集落を作って生活せざるを得ない状況である。
Ver.4.2ストーリーでは現代で復活したゾンガロンを倒す術を得るべく、更なる過去、1287年前の古オーグリードを訪れることになる。
ゾンガロンが大陸で幅をきかせており、オルセコとドランド王国が対立しているほか、9つの小国同士の争いも激しいため行ける場所は限られている。
そのうちの二国は判明しており、ベコンは一人の王を逃す為に兵士が全滅。ゲルトは女性のみの国で、後のオルセコ王国大臣のムニュの出身地とされる。