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スリーブガンの編集履歴

2021-01-09 03:23:45 バージョン

スリーブガン

すりーぶがん

「スリーブガン」とは、スリーブの下に隠した銃のこと。

概要

スリーブガン」とは、衣服の袖(Sleeve)の下に隠したのこと、あるいは、そのための仕掛けを施されたのことである。


本来は、M1906デリンジャー等の小型拳銃や護身用の拳銃に使われるギミックである。

スリーブガンのメリットは、銃を隠し持つことで相手を油断させることができる点と、ギミックによって極めて素早く銃を取り出せる点である。

デメリットは、銃を出す途中で衣服に引っかかったり暴発の危険性があったり、スリーブガンを装着するにあたって着用する衣服が限定されてしまう点である。

第二次世界大戦中、イギリスのスパイ組織、SOEがウェルロッドをベースとして実際に制作した物を使用していたとのこと。


映画では取り出すシーンのみグリップ部を切断したゴム製プロップを用いることで、普通の袖では隠す事が不可能な中型拳銃などをスリーブガンとして見せていることが多い。(映画デスペラードなどで用いられた。)


古くの映画から登場していたが、スリーブガンを有名にしたのは1976年のマーティン・スコセッシ監督作品、「タクシードライバー」だろう。

本作でロバート・デ・ニーロ扮するトラヴィス・ビックルがカーテンのレールなどを使って自作した装置にS&Wエスコート(劇中ではコルト25と呼称)を仕込み、鏡に映った自分に向けて何度も展開しては空撃ちをし、「You Talkin' to Me?」というシーンが非常に有名である。


映画「エンド・オブ・デイズ」にてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じる主人公ジェリコが両腕にホルスターを装着し、グロック17を隠しており、ホールドアップ時に不意打ちで抜いて反撃を行っている。


映画「リベリオン」では、銃を隠す以外にリロード時にこのギミックを利用して二挺拳銃時のマガジンの装填を行っている。


関連イラスト

袖からシャキーンが男のロマン!どらうあ4「you talking to me?」


関連タグ

 ギミック 小型拳銃 護身銃 プロップガン レールガン


外部リンク

スリーブガン - Google 検索

TAXI DRIVER: Travis's Sleeve Gun part 2 /タクシードライバーのスリーブガン試作2 - YouTube

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