準惑星ハウメア
はうめあ
概要
基礎データ
太陽からの距離 | 64億5200万km |
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直径 | 1,960 × 1,518 × 996km |
表面積 | 814万km² |
質量 | 400兆t |
重力 | 0.04(地球を1とする) |
公転周期 | 282.29年 |
自転周期 | 3.9154時間 |
表面温度 | −241℃ |
分類 | 準惑星 |
衛星の数 | 2 |
ヒイアカと、ナマカという二つの衛星を持つ。
大きさはヒイアカの方が大きい。
仮符号は2003 EL61。存在が確認されたのがクリスマスの時期だったので、「サンタ」の愛称でも呼ばれた。
「ハウメア」の名は、この準惑星が天体衝突によって二つの衛星と多くのハウメア族天体を生んだ(これについては後述)と考えられる事から、ハワイの豊穣の女神ハウメアに因んだもの。
詳細
軌道による分類(族)は、キュビワノ族に分類されている。軌道が比較的真円に近い天体が多いキュビワノ族の中では、軌道の傾きや歪みが大きく、海王星の影響を受けている。
また、衝突族(天体の衝突により生まれた族)の一種であるハウメア族にも分類される。
4時間弱という極めて速い速度で自転しており、ラグビーボールの様な形はその為とみられる。この特徴は天体衝突による可能性が高い。二つの衛星やハウメア族天体はこの時生まれたと考えられている。
また、準惑星としては珍しく環を持つ事が知られているが、これがその時の天体衝突によるものなのか、高速回転によって表面の物質が飛ばされて出来ているのか、詳しい事は分かっていない。
探査されていないため、表面の詳しい様子は分からないが、地球からの観測により、周囲より暗く赤みがかった斑点がある事が分かっている。これについて、鉱物や有機物によるものである可能性が指摘されている。しかし、詳しい事は分かっていない。
タグ付けについて
この天体に限った話ではないが、ハウメアで検索すると同名キャラクターが多く引っかかる。
そのため、この天体やそれを擬人化したオリキャラのイラストを投稿する場合、「天体」や「準惑星」等のタグと併用したり、「準惑星ハウメア」又は「ハウメア(準惑星)」とタグ付けする事をオススメする。もっとも、そうそう描かれる事は無いだろうが…