曖昧さ回避
- ソロモン72柱の悪魔。
- 『うみねこのなく頃に』の登場キャラクター。本項目で解説する。
- 『メギド72』の登場人物。→ロノウェ(メギド72)
悪魔学における『ロノウェ』
地獄の19の軍団を率いる侯爵にして大いなる伯爵。『悪魔の偽王国』ではロネウェ(Roneve)、コラン・ド・プランシー著『地獄の辞典』ではロンウェー(Ronwe)、アーサー・E・ウェイト編『儀式魔術の書』ではロノベ(Ronobe)とも表記。
『ゴエティア』では27番目、『悪魔の偽王国』では26番目に記載される。
『ゴエティア』『悪魔の偽王国』ともに、その姿について全く説明していない。
『地獄の辞典』第六版に追加された挿絵では、鼠のような尻尾を持ち、杖を脇に挟んで先端を手で掲げ持つ、長腕のゴブリンのような姿で描かれている。
本文ではモンスターの姿で現われる、とだけ記される。1913年刊の『儀式魔術の書』もこれを採用している。
修辞学を上手に教え、また諸言語に関する知識を与える。優れた使い魔や敵や友人からの友情を与えるとも言う。
「うみねこのなく頃に」のロノウェ
現在、pixivでこのタグがつけられたものはほとんどこのキャラクターの作品である。
CV:杉田智和
モノクルをかけた中年紳士の姿をしたベアトリーチェの従者である大悪魔。ベアトリーチェの執事であり家具頭でもある。
丁寧な口調で喋るが、皮肉屋でたまに主人であるベアトリーチェに対してでも慇懃無礼なジョークを飛ばすことがある。笑い声は「ぷっくっくっく」。彼の鼻血はバラの花びらになる。
ハウスキーピングに長けており、執事としての能力はかなり高い。また、彼の焼くクッキーはかなり絶品で、魔女の社交界では彼を雇用することが一種のステータスとなっている。
かなり高い魔力を持っていると推測されるが、主人以上の力を出して戦うことはないので、その実力は未知数である。
その名前と「源次は私の弟のような存在」という発言から、呂ノ上源次との何らかの関係性があると思われる。
因みに、髭のセットに毎日1時間かけているという。