概要
CV:岸尾だいすけ(テレビアニメ版)
『逆転裁判2』第1話で、事件の目撃者として登場する青年。
自らを「一流の人間」と称するプライドの高い男で、何事も一流でなければ気が済まず、成歩堂やイトノコ刑事をやたらと「三流」と見下す。
その面倒くさい性格から、亜内検事も証人として呼び出す際はあらかじめサイバンチョに対応を注意するほど。
年齢は22歳だが、現在どこの大学にも通ってない浪人生であり、本人は「ほぼ大学生」と言い張っている。
状況が悪くなると歴史上の偉人の話を持ち出して話をはぐらかそうとする。
苗字は野菜のモロヘイヤ、「貴雅」という名前はどちらの漢字も高貴な感じがするというイメージから。
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ネタバレ
第1話の真犯人であり、成歩堂を記憶喪失に追いやった張本人。
その正体は警察が追っている詐欺グループの一員。
事件現場となった公園で携帯電話を落としてしまい、偶然拾ったマコから電話を返してもらうはずだったのだが、そのマコが警官の制服を着た町尾と一緒に居るところを目撃し、電話に登録されている番号を調べられているのではないかと勘違いした諸平野は動転して短絡的に町尾を殺害し、その罪をマコに着せようとした(本当はただ仕事終わりにマコと会っていただけだった)。
しかし、肝心の携帯電話はマコが持ったままだったため回収できず、町尾の利き腕や捏造したダイイングメッセージの名前を間違えるなど数々のミスを犯してしまう(諸平野は町尾の右手を使ってダイイングメッセージを書いたが町尾は左利きであり、更にマコの名前を電話で聞いただけだったので、現場の地面に「鈴木」と書いてしまった。マコの苗字は「須々木」である)。
裁判では開廷前に携帯電話を回収しようと控室の成歩堂を消火器で殴って記憶喪失に追いやるが、ここでも彼は自分の電話と成歩堂の電話を間違えて持ち去ってしまうというミスを犯し(偶然同じ型だった)、それがもとで足が付くことになった。
ちなみに動画の特選裁判によると、2制作時、成歩堂を記憶喪失の展開にさせた理由は「初めて逆転裁判を遊ぶユーザーのため」であり、わざと記憶喪失させたと怒りながら成歩堂が語っている。
アニメ版では構成上の都合により、彼が登場する「失われた逆転」は2期の1話として放送された。登場時の早口や顔芸は可能な限り再現された。