※この記事には単行本未掲載のネタバレが含まれます
概要
ドゥードゥードゥー・デ・ダーダーダーと同じく、明負悟ことワンダー・オブ・Uが自衛用に携帯しているであろう岩昆虫。
元ネタはビートルズの同名曲から
熊らしき動物の足跡の柄がついたクッキーのような見た目をしており、サイズは手の甲に収まるほど
作中では終盤、105話で登場した
生態
乾燥して、傾斜が激しい土地に生息しており、例によって獰猛な肉食昆虫
知性は髪留めやドゥードゥードゥー・デ・ダーダーダーと共にほとんどない
捕食方法はまず獲物に張り付き血を吸ってから、自己複製を繰り返して対象をがんじがらめにして身動きを取れなくするというもの
作中では定助の肉を噛みちぎり相当な量の血を出血させてたことから、裏側にはかなり鋭い牙があると思われる。
見た目からも分かる通り、一体だけならば全く無害なものの、複製を繰り返し巨大なサボテンのような形状に変化すると成人男性をも引きずり倒すほどのパワーと重量を持つようになる、また、自己複製は血がある限り際限なく行われるようで、ある程度伸びた時グルリと曲げて、複製した部分も張り付かせるような構造にもなっている。
張り付く力は相当強く、定助がシャボン玉で払おうとした時も一切剥がれなかった
自発的な移動手段はなく、動物の足跡を模した形をしていることから普段は地面に転がっており、動物が通りかかった時に張り付くのだろう
作中
105話にて初登場、ここでは定助の『見えないシャボン玉』に危険を感じ、逃走を始めたワンダー・オブ・Uが更なる安全・無事を求め、厄災を利用し放った
思惑通り定助に張り付いたオブラディ・オブラダは厄災の能力もあってか、的確に定助に不都合な形で自己複製を繰り返し、短時間で身体全体を覆うことに成功する
それでもワンダー・オブ・Uに最後の攻撃を加えようとする定助のシャボン玉に、発射される直前でぶつかり軌道を変え、ワンダー・オブ・Uのピンチを救った。
余談
・前述のダーダーダーと同じく単体では特に脅威ではないオブラディ・オブラダであるが、ここでもワンダー・オブ・Uの厄災によって屈指の強敵と化している。特にオブラダはダーダーダーとは違い、自発的に攻撃も移動もできないというデメリットがあるものの、代わりに一度張り付けば二度と(普通なら剥がすことも可能だろうが、オブラダを剥がされる行為はワンダー・オブ・Uにとって『都合が悪い』ので、恐らく彼を追跡してる時点で剥がすのは不可能)剥がれず、対象者の四肢や様々な機能を封じ、妨害することができるというメリットがある。
・今後の活躍が期待されるオブラダであるが、彼が登場した回は最終盤も最終盤、それもこれで全てが終わるという最終決戦の、最後の一撃を加える場面で登場したため、多少ファンからの顰蹙を買ってしまった。また、105話の最後にはラスボスに『見えないシャボン玉』が直撃する直前という場面があったので、もしかしたらこの回で定助のシャボン玉をズラしたのが最初で最後の活躍かもしれない・・・・・・
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