まずは一匹の「岩昆虫」だよ
『ドゥードゥードゥー・デ・ダーダーダー』
帰宅する前に見てみよう・・・
君がその椅子から立ち上がったら
何が ”見えて” くるのかな?
概要
明負悟が(恐らく自衛用に)携帯している岩昆虫。
南京玉すだれのような生物離れした外見を持つ。
無数の板と、脚部とクレーンの本体部から構成されている。肉食で、主な生息地は山岳である。
丸めるとポケットに入るサイズ。
名前の由来は「The Police」(ザ・ポリス)の「De Do Do Do, De Da Da Da」から。日本盤の表記は「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」。
生態
通常は山岳地帯に生息しており、野ウサギや小さな生物を狩っており、知性はあまりない。
地面に溶けるように潜る能力と、石綿を吐かせる毒がある。溶けるように潜ることで、壁や天井も移動することができる。
『毒針』は板にあり、攻撃による切り傷などで体内に毒が侵入する。
攻撃の際には、板をタワーのように組み上げ、クレーンの高さを確保したのち、クレーンから垂らした糸で板を掴み、標的に向かって投擲して攻撃する。
毒を喰らった後で手足の関節を伸ばすと、頭部の目や鼻といった穴から石綿が発生し、視界がふさがれる。この後、確実に喉を狙って窒息させるのがドゥードゥードゥー・デ・ダーダーダーの基本戦法である。
なお、クレーンは一つしかないため、一度に一つの標的にしか攻撃ができない。
作中
98話にて初登場、前述の明負悟が定助の罠を炙り出すために放たれた。
99話にて、豆銑礼の梨園や、父親の死に関わっていた事が判明、前述の毒で梨園の植物を壊滅させ、父親を誘き寄せるのに使われた。98話に登場した個体と同一の物かは不明だが、恐らく別個体だろう。
100話では再び定助を追い詰めたものの、天井に張り付き定助の首に毒針をさし、窒息死させようとした隙をつかれ、同じく天井に張り付いた豆銑礼のドギー・スタイルによって急所を撃ち抜かれ、絶命した。
余談
凶暴で毒を持った肉食虫と聞くと脅威に聞こえるが、実際はクレーン状に変形するまでの時間、投擲するまでの準備時間、一つの目標にしか攻撃できない効率の悪さ、毒性の弱さなどが重なり、単体では(少なくともスタンド使いにとっては)非常に弱い。但し、作中ではワンダー・オブ・Uの能力によって、定助達は「迂闊に攻撃すると院長を『追跡』したとみなされる」ハンデを背負っているため、擬態能力を持っている上に小さくて攻撃を当てづらいダーダーダーは屈指の難敵となってしまった。(実際、礼がダーダーダーを殺せたのも、ワンダー・オブ・Uの意識がダーダーダーに殺されかけている定助に向いていたからであり、定助だけでは間違いなく倒せなかった)