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※ジョジョリオンのネタバレ情報が含まれるため注意




































君はわたしを……「追う」つもりでここへ来たのかね?



































「厄災が来る。やめろと忠告したのにな 順番は君から死ぬ」





































わたしは『ワンダー・オブ・U』 「流れ」はずっと厄災なんだ


厄災の知らせ









































概要

ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」に登場するスタンドにして、TG大学病院院長・明負悟の正体。
明負悟が本体だと思われていた謎のスタンドであったが、実は彼そのものが自我を持つ遠隔型スタンドという衝撃の事実だった。
しかも「明負悟」という個としての完全な人格と姿を持ち表社会で地位を持って暮らしているという前例を見ない破格のものである。
地位そのものは本物の明負悟から奪ったものだが10年以上もバレずにいたのは警戒心の強さと後述のスタンド能力によるものであると思われる。

そしてこのワンダー・オブ・Uはスタンドの分類が不明である。
その理由は****能力が発動すると止められない遠隔自動操縦型、本体と現在の状況や入手した情報を共有しダメージが本体にフィードバックする近接型や遠隔操作型があるため。
そして上記の自我を持ってる上にスタンド自身が思考し行動出来るという点。
これだけでも今まで登場した遠隔型スタンドの集大成と呼べる
スペックを持つ。




そしてこのスタンドの能力はそのあまりの凶悪さ故に歴代のジョジョシリーズのチートスタンドの中でも最上位に数えられる。


容姿

「明負悟」

黒い衣服、黒い帽子、マフラーを纏い右目にモノクルをして杖を持った老人の姿。

スタンドヴィジョン

無機質・メタリックな人型スタンドで、全身には横縞のリングが付いている。
両目は「明負悟」の姿の時に身に着けているモノクルにギザギザの棘が付いたデザイン(と言っても研究室での戦闘にて棘は簡略化されたが)。その外側は縦方向に棒のように伸びている。
腰辺りは列車の連結部分のようになって上半身と下半身をつないでいるが、まだ全身が登場した描写はなく、下半身がどうなっているかは不明。
腕はジョジョリオンの人型スタンドに多く見られるとても細いもので、が付いているが後半になると付いていない。
このスタンドヴィジョンは、当初は「明負悟」の姿を追跡している時に振り返ると一瞬だけ見えるものだったが、自ら東方定助たちを追うようになってからは、顔の部分が「明負悟」の姿でなくスタンドヴィジョンを晒して行動するようになった。
ただ時折、スタンドと明負悟の顔を交互に入れ換えているが理由は不明。
この容姿の違いについては後述の能力によるものである。







能力

定助達は最初このスタンドの能力を追跡する者に様々な物がぶつかって
来ると予測していた。
         それは確かに当たっていた………
だがそれは、ただぶつかって来るというそんな生易しいものではなかった。


      このスタンドの能力………………それは…………………………




















「この世には「理」の繋がりがある……「どんなスタンド能力」だろうと」
      
    「この私を『追撃する』行為は必ず禍の痛手となって
          その者に返っていく。
        厄災の流れは条理の流れだからだ!
       この世の理は連続して繋がっている
   決してそれを越えて来るなどという事はありえない!」









このスタンドに対して追跡する、攻撃する、倒そうとする、誰かに情報(居場所、能力)を伝えようとする、正体や能力を探ろうとする行為を実行または抱いた者に、あらゆる厄災を振りまくという最も凶悪で理不尽極まりない能力である。


よく漫画やゲームで敵が大規模に被害をもたらす技や能力を厄災(天災)と例えることが多いがこのスタンドが起こす厄災というのは日常で起こるような不幸な出来事が追跡者に起こるというもの。
それだけ聞くとイマイチと感じるかも知れないがそこは8部のラスボススタンド弱い訳がない。
それは不幸と呼ぶには生温いほど凶悪なものである。



厄災の内容は「周囲の何かに激突したり何かが激突してきたり」が基本となる。

  • 待合室のソファーに激突する
  • ドアに激突する
  • 車が激突してくる
  • 飛行中の飛行機のスライドパネルが激突してくるなど
他にもあるが中には
  • 傘立てに激突し足の肉が抉れる
  • タバコが激突してきて手の中に食い込む
  • 雨や水滴が激突してきて弾丸のように体を貫通する
  • 倒れてきた人間が腹にめり込む
  • スプレー缶の管が心臓に突き刺さり大量出血する。
  • 落ち葉が指を切断する
など、既存の物理法則では本来起こりえないような事態まで起こる。

他には
  • 身を守るために攻撃を防御して反撃したとしても「敵対した」と見なされ厄災が発生する。
これはスタンドだけでなく仲間(作中では岩昆虫)を攻撃しても発生する。(ただしこれは、このスタンドが対象者に意識を向けている場合のみ)

  • スタンド能力によって生み出された物質も厄災の対象物となる。
さらに厄介なのが本人がコントロール下に置いていたとしても生み出した本人または別の者に対して激突が起きる。
作中では定助がワンダー・オブ・Uに攻撃すると自身の削るシャボンが足に当たり負傷した。
これにより物質や生物を生み出すスタンドではこのスタンドに対して傷を負わせる所か自身や周囲に被害をもたらす可能性がある。


  • 罠や隠し事が暴かれ逆にそれが仕掛けた本人や周りに被害をもたらす厄災が発生する。
これは上記の定助のシャボン玉の件が該当し部屋に仕掛けていた触れた物を削るシャボン玉を他のシャボン玉と混ぜて隠していたが豆銑がワンダー・オブ・Uに止めをさそうとした際にコントロール下に置いているはずのシャボン玉が豆銑の頭に直撃した。
これにより設置型のスタンドも上記と同じような結果になると思われる。


  • スタンドの能力、素性を誰かに伝えようとする行為も厄災が起きる。
作中では蜜葉の件は院長の幻覚を見た上、蜜葉は院長=スタンドと認識はしていないが院長の姿を見ると厄災が起きるというスタンド能力を常敏に話したためにトイレの水が手を貫通して蜜葉のスタンドの影響でそのまま隣の部屋の壁に隠している新ロカカカの実が表に現れた。


  • 特定の量を食べないと効果が出ない物に対しても厄災が起きる。
作中では実の3分の2を摂取しないと発動しないロカカカの等価交換がほんの少しの汁が体内に入っただけで起きた。

  • 厄災をスタンド能力で防ぐこと自体が無理な場合もある。
定助が激突してくる雨をシャボン玉で防ごうとしてもシャボン玉を貫通したり、岩昆虫の攻撃を完全にシャボン玉で防ぎきれずにダメージを負う描写がある。

  • このスタンドが触れた物に他の者が触れた場合も「追跡した」と見なされ厄災が発生する。 
これによりこのスタンドがが触れた物は一種の呪物となり更に相手はこのスタンドが何に触れたか分からないため触れるものにも警戒しないといけなくなる。

そして、厄災は「何かが激突する」だけに留まらず正しく厄災そのものまで降りかかってくる。
以下に例を挙げる。
  1. 定助と康穂がスタンド攻撃を回避した結果、定助の血が近くにいた男にかかり、男が定助にいちゃもんをつけてきた。そして定助に触れたせいで、厄災が男におっかぶさり、首の骨が折れて死んでしまった。
  2. 密葉がママ友の喜谷真亜子に暴言を吐いた結果、真亜子が彼氏である笹目桜二郎にそれを愚痴り、そこから東方家の噂話を経て桜二郎が等価交換のフルーツのことを思い出したため、フルーツを奪いに東方家へ向かいつるぎと接触・追跡。その後つるぎと一緒にいた常敏を殺害して(ただしこれはつるぎのスタンド「ペーパー・ムーン・キング」による幻覚)フルーツを奪うも、常敏の「スピード・キング」に殺害される。真亜子も新ロカカカの実のことを知ってしまったため、常敏に殺害された。さらにこの件が色々あって父の憲助にバレたため、常敏が憲助を気絶させてしまう。
  3. 密葉が料理をしながら、今までの出来事を考えている最中に院長の幻覚が出現。院長が何者なのか考えていたタイミングで現れた為、驚いた拍子に包丁で指を切断しそうになる。スタンドによって修復するも驚いた際に近くにあったオイルが倒れ、点火していたコンロに引火。鍋が急激に沸騰して倒れ、密葉に降りかかるもスタンドによって回避する。だが、その音に気づいたつるぎが降りてきて、スタンドによって飛び散った鍋の水が天井からつるぎの鼻に激突して負傷させる。結果、東方家の呪いが更に深刻化した。
  4. 定助が宅配便を通じて記者にロカカカが入ったビンとロカカカによって症状が出たホリーさんの写真を渡す→記者は特ダネだと思い明負に会いに行き、そして、これらを見せて本当にそうなら、あなたは終わると脅す→記者が明負に会う前にロカカカが入ったビンを確認するために蓋を開けた際にロカカカの一部(汁)が何らかの方法で体内に入る→さらに明負が私を追いかけにきたのかと問い、それに肯定した結果能力の対象となり顔のニキビが治った代わりに首の骨が等価交換の対象になり首が切れて死亡した。(ちなみに作中にて最初は記者の顔にニキビがあったのだが追跡に対して肯定した後に顔を見るとニキビが無くなっているのがわかる。)


他にも色々あるが周りの者も何らかの形で厄災を受けるため厄災の流れにいる者は安易に応援を呼べず、呼ばなくても近くにいる者が厄災に巻き込まれる可能性があるため孤立を余儀なくされる。
ちなみに厄災となって襲いかかる人間も謂わばこのスタンド能力の被害者である。

このように厄災は無差別に場所や状況を問わず様々な形で襲ってきて、さらにどのタイミングで厄災が起き、どの方向からやってくるか分からず中には自らが激突する場合もあり回避すること事態が不可能に近く、もし回避できたとしても次から次へと厄災が降りかかるため無傷でいる事も不可能に近い。 




そしてこの厄災には死ぬ順番というものがあり、長い間「厄災の流れ」の中にいると「厄災の流れ」は最終段階となり、やがてその中にいる者は遅かれ早かれ死んでいくことになる。
この遅かれ早かれとは文字通りで厄災の流れに入ってしばらくしてから死亡するパターンと今初めてスタンドを追ってすぐに死亡するパターンがあるからである。


身体能力

ちなみにこのスタンドは肉弾戦を作中で披露していないため身体能力の高さは不明。
作中では老人のよう動きが遅いことが多かったが定助のシャボン玉を避けたりあるスタンドによって凍らされ向かってきた複数のシャボン玉を杖でガードしたり花都を羽交い締めしようとするなどそれなりにある模様。
ただ自身の能力の事もあり肉弾戦の必要がなくさらに本体の警戒心や慎重の性格も相まって自分からは決して動かない。



射程距離

射程距離に関して具体的に明言されてはいないが、最低でも杜王町一帯をカバーできさらに本体が「厄災の流れはこのままだが自分はこのTG大学病院からもこの場所からも消える」と言っていることから恐らく射程距離は無限であると思われる。
作中、定助たちが病院内で「明負悟」を追跡するも厄災や後述する能力により一度追跡をやめ、病院から離れた場所で追跡を再開しようと思ったその瞬間、瞬時にスタンドが背後に現れ激突が始まるという描写がある。
つまり、スタンドを追跡しようとする意思を持ったが最後、何処に居ても厄災が降りかかるという、凶悪極まりない性能なのである。
さらに厄災の流れにいる者たちが別々の場所から追跡を再開しても厄災は全員に降りかかる。
このように近づき始めた時点で厄災が開始されるが故に単独でスタンドに触れることはほぼ不可能に近い。(ちなみに豆銑が定助と協力してスタンドに近づけた距離の2cmが最高接近記録)


変身

スタンドヴィジョンと「明負悟」の2つの姿を持っていることは説明したが、その秘密は「彼を人間」または「厄災のエネルギー」としてどう認識しているかで見え方が変わるという物質同化型や憑依型のスタンドとは違う認識災害型の能力である。
この能力により上記の分類のスタンドと同じく映像や写真に映りさらに自我を持つためスタンド使いで無い者と会話が可能である。
これも厄介な能力で上述にもあるとおり写真や映像に写り自我や思考があるためスタンド使いではない一般人と会話も可能という点で見ても普通の人間にしか見えず、他のスタンド使いでもこのスタンドをスタンド使いと認識してしまう程、判別が出来ないのである。
これにより本当の本体が分からずさらにスタンドから得た情報をリアルタイムで共有しているため簡単に遠くに逃走出来てしまい本体捜索がさらに難航してしまう。
そして人間なら誰でも自在に変身できるのか、「明負悟」の姿にしかなれないのかは不明。



自由自在な移動

「ガラスをすり抜けてそのまま通過」「壁の中に侵入して直線移動」といった物体を無視しての移動や、「柱に反射して映り込んだエスカレーターに乗ってそのまま実物のエスカレーターへ移動」「戸棚や写真立てに映った景色(ニ次元空間)を移動」と、二次元三次元を自在に行き来しての移動が可能。定助たちがいつまで経っても追いつけなかったのは、この能力を使って通常では考えられない移動をしていたためである。
この能力も厄災の能力と相性が良く特に街中では建物やガラスなどの反射物などは何処にでもあるため相手に先回りされても上記の移動で相手の背後に回りこめるため相手は追う体制になってしまい厄災の能力の対象となってしまう。
下記の幻覚も同じことができる。



幻覚

このスタンドに対して「行動または敵対する意思」を抱いた者の視認範囲内に「明負悟」の幻覚を出現させる。この幻覚にも、上述の「認識で見え方が変わる」というルールが適用される。
幻覚が出現する場所は様々で、人が普段立てる場所(駐車場や庭、車のボンネットの上)、人が通常の方法では来れない場所(留置所の塀の上)、そもそも立つことが不可能な場所(細い木の枝の上)など、場所を選ばない。
この幻覚が見えると、「厄災の流れ」の中にはまったことになる。
そしてこの幻覚から逃れようにも上記のように認識範囲内に出現するため逃れることは出来ない。
幻覚であるから、「明負悟」を追跡する意思のない人間や、そもそも知らない人間には見えない(作中では、密葉に見えているのに常敏には見えていない描写がある)。
その様は例えるなら追跡者の命を刈り取る死神ように見える。

カメラなどで撮ると視認することができる。豆銑と一緒にいた囚人はカメラで撮られた「明負悟」を見たため、手に持っていた包丁が首に飛んできた。
「明負悟」が戦っている最中に、別の標的に幻覚を見せることもできる。
幻覚と意識または視覚を共有していると思われる(康穂に「追跡するのをやめろ」と忠告したことを定助に伝えている描写がある)。
これは本体も共有可能で常敏が持っていた新ロカカカの実を本体が幻覚越しから確認している。
幻覚はただ後ろ向きに立っていたり座っている時もあるが、動かすこともできる。
さらに幻覚は追跡時のみに出現するだけなく作中で時折、密葉の前に現れ新ロカカカの捜索を行っていた。











そしてここまで読んだ人達ならこう思うだろう。
本体を探しだして倒せばいいだろうと。
どれだけ強いスタンドであっても本体はスタンドみたいに耐久力は無いためすぐに倒せるだろう(吸血鬼や岩人間はそれなりに耐久性はある)
だがこのスタンドは前述にある通り映像、写真にうつり、スタンド使いじゃない人にも認識できさらに会話も可能なのでこいつがスタンド使いだと思うため見極めるのはほぼ不可能。
さらにスタンドからの情報も共有しているため相手の行動が筒抜けになり状況に応じて逃走が出来る。
さらに二手に別れて追跡しても両方に厄災が降りかかるため無理ゲーに等しい。
だがそれでもこいつをスタンドと見抜き、さらに片方が引きつけている間に
もう片方が運良くスタンドが一緒に居ない本体とその居場所を突き止めて攻撃すれば勝てる…と………
だがこのスタンドにはそんな僅かな希望すら打ち砕いてしまう恐ろしい能力がある
      


     このスタンドの真に恐ろしい能力………それは…………

















スタンドつまり本体にとって都合の悪いことを行うか、本体をスタンドの本体と認識した(しようとした)状態で顔・姿を目視または上記の追跡をしようとすると死ぬ順番が最優先になってしまうこと。







作中では上記の記者と常敏と康穂と花都が当てはまっている。
さらに「スタンドの本体と認識した」または「しようとした」状態でないと上記ことは発生しないと思われるが、スタンドの本体の素性が分からずにたまたま敵対行動をとっても、最優先にならないにしろ厄災は起きる。

これがこの能力の一番凶悪かつ最も厄介な所でスタンドは近接型や遠隔型にしろ場所や状況、環境によって無類の強さを誇るが本体の身体能力が強化される訳でもないし不死になるわけでもない(吸血鬼は高い身体能力と再生能力を持つが完全な不死ではない。岩人間は人間より耐久性が少しある)。
なのでどれほどスタンドが強くても本体を攻撃して倒せば終わりなのである。
遠隔型はまさにこれが一番の欠点でありスタンドがどれほど強力で無敵でも本体と離れていてると本体が無防備になりスタンドを呼び戻さないと一方的に攻撃を受けてしまう。
さらにどんな遠隔型スタンドでも別々に遠く離れた相手を同時に攻撃は出来ないため片方がスタンドの相手をしている最中にもう片方が本体を狙った場合、本体は為す術もなくなる。
なので遠隔型のスタンド使いは様々な方法を駆使してその欠点をカバーしようとする。

だがこのスタンドは上記の項目にもあるが二手に分かれて行動しても両方に厄災が起き更に本体を特定した状態で目視するか追跡行為をした場合、真っ先に死が訪れるという最大の初見殺しがあり、これにより本体がスタンドと離れていても問題なく実質、スタンド本体共にダメージを与えることが不可能という前代未聞の能力なのである。

そしてこの能力から逃れる方法は、スタンドと本体の追跡を中止し「厄災の流れ」にいる者との関係を断ち、全てを忘れることだけである。
と言っても関係を断ち全てを忘れることなど記憶喪失にでもならない限り不可能であり仮に記憶喪失になっても、このスタンドに出くわせばまた厄災が起き、さらに何らかの出来事で記憶が思い出した場合、このスタンド能力の事も思い出すため、また厄災が起きてしまう。


結局の所この能力から逃れる術なく最後に待っているのは死と言う名の厄災である。








ここまでこのスタンドの能力を説明してきたがこの能力の長所をまとめると…

  1. 追う者・追ってきた者を厄災で自動的に排除できる。(しかも、もし厄災を掻い潜られても二次元や三次元などを移動が出来るため追い付けない)。
  2. 追わない者・追わなくなった者は厄災を恐れない限り自身の邪魔をしてこなくなる=自らの目的を邪魔されることなく達成できるという点である。 スタンド使いの宿命である「スタンド使いは惹かれ合う」というルールの中で、この特徴は自らを脅かすかもしれない存在を戦闘すら行わず遭遇前に自動的に排除できるというあまりにも凶悪なアドバンテージである。もし仮に鉢合わせて戦闘になっても厄災により逆に返り討ちあうため凶悪極まりない。
  3. 遠隔系スタンドのため離れている本体がわからない事)そもそも前述の変身能力により、このスタンドを本体と思ってしまう)。
そしてスタンドと情報がリンクしているため相手の動きを見ながら本体は別行動する事が可能。
そして遠隔系のスタンドの一番の欠点であるスタンドが離れていると本体が無防備になってしまうという欠点がなく実質無敵になること。

逆に短所はというと
  1. 自分に都合の悪い動向があった時に厄災が起きるということは逆に自分にとって都合の悪い行動が何か、相手に筒抜けになってしまうという欠点がある。康穂はこれを利用し、定助の助けになりうる人物のアドレスを発見した。
  2. 敵が追跡、追撃をすれば厄災は起きるが上記にある自分から直接出向く場合は厄災は起きない。
  3. 何も知らない第三者によって本体やスタンドの近くに運び出されても本人の意思で追跡してるわけではないため、これも厄災は起きない。
  4. 追跡する意思を無くす、或いは初めからないと厄災は起きなくなるため、本体の都合で始末したい存在に対して自分から出向かないと行けない事。(この情報を吉良ホリーから聞いた定助は、それを利用して明負を誘き寄せることに成功した。)
このようにいくつか欠点はあるものの、このスタンドを撃破出来るような決定的なものではないため弱点とは呼べない。

ちなみに院長や本体の事を知らずに無差別型のスタンドを使って巻き添えに出来れば勝てると言うがそれは例を出せばAが歩いていたらBの車が突然故障してAに激突するのと同じで偶然起こる事故はどんなスタンド使いでも防ぎようがない。





作中での動向

TG大学病院にて

ミナちゃん事件の発生当時、現場にいたことが学校の監視カメラから判明している。

その1日後、病院の受付で定助たちが押し問答している最中、後ろをよろよろと通り過ぎる形で登場。
その後ずっと追跡されるも、タイミングよく定助たちが足止めされ、追いつかれずに病院を抜け出す。そのままバスに乗って定助たちを振り切り、東方家に向かった(密葉に東方家敷地外に居るシーンを目撃されている)。

その4日後、TG大学病院で催される講演会に出席する。この時、会場に入る際にカメラを持った記者たちが、明負を取り囲み写真を撮る様子を定助が目撃。その後は講演会に出席し再生医療についての講演を行う。
この場で、自身がLOCACACA6251を開発したこと、近い将来に完全な技術となること、その基本的な理論などを説明した。

98話では定助がホリーの人体実験の映像をSDカードに納めて記者に送り、記者からそれを突き付けられたことで、定助の口を封じるべく自ら動き出す。

最終決戦

記者を始末した後、病院の一室で待ち構えていた定助、そこへ合流した豆銑の両名と対峙。しかし罠を警戒して岩昆虫ドゥードゥードゥー・デ・ダーダーダーをけしかける。その後は豆銑を始末するなど一方的に追い詰めていくが、追い詰められた定助によって部屋にあったLOCACACA6251をすべて破壊され、康穂の連絡を受けた虹村京の「ボーン・ディス・ウェイ」が定助の偶然とった行動によって応戦してきたことにより、ついに頭部への傷を負った。

その後、虹村京をスタンド能力で再起不能にしたものの、定助の「見えないシャボン玉」を警戒、そのまま逃亡して定助の始末を諦めてしまう。
エレベーターに乗ろうとした時、定助が背後からシャボン玉を放つが、持っていた杖によって防ぎさらに携帯していた新たな岩昆虫オブラディ・オブラダを差し向ける。

もう一度至近距離からシャボン玉を放つ定助だったが、増殖したオブラディ・オブラダに軌道を変えられたため攻撃は外れる。定助を戦闘不能に陥らせることには成功したものの、見えないシャボン玉がペイズリーパークの能力によって導かれて本体の脇腹に直撃し、本体のダメージがフィードバックした事で脇腹を負傷してしまう。
そしてエレベーターから降りた後に看護婦達が声をかけるも無視して(その際に看護婦の一人が近づいたが追跡判定を受けもう一人の看護婦が持っていたカートに激突した)、エスカレーターに乗って逃走した。

その後、東方花都による透龍への攻撃に呼応する形で東方邸に登場するものの、攻撃の意思のない彼女に能力を発動できず、見ていることしかできなかった。
が、本体の透龍がピンチに陥ると一転、能力に頼らず花都に襲いかかるが、本体のダメージがフィードバックする形で頭部が崩壊。そのまま本体の死亡と同時に消滅した……





と、思われていたが……










本体死亡後

なんと本体が死亡したにも関わらず生きていた。


どうやらこのスタンドは元から世界に存在する「厄災」のエネルギーや理そのものと一体化して発現しているらしく、能力も決して無くなることのない「厄災の理」を本体のために利用しているだけに過ぎなかったのだ。
自我や人格はもはや残っておらず、残存したスタンドエネルギーによって『ワンダー・オブ・U』としての姿を保った厄災の流れそのものになってしまっている。

頭部は半分以上(描写によっては完全に)消し飛んでおり、身体のあちこちが崩れかけているもののしぶとく忍び寄り、気絶していた東方憲助の病状を悪化させて襲いかかる。
憲助の身体に入り込み一同を再び絶望の淵へ陥れるも、すんでのところで病院から駆けつけた定助が到着。
コントロールがある程度は可能になったゴー・ビヨンドを憲助の体を「貫通」して打ち込まれ、今度こそ完全に消滅した。





余談

  • 初登場

初登場は84話、単行本にして全27巻中21巻目である。それまでは登場どころか存在を示唆するような描写も一切なし。

  • 元ネタ
スタンド名の元ネタはエルヴィス・プレスリーの楽曲「The Wonder of You」から。このエピソード内で透龍が元ネタの楽曲を聴いているシーンがある。
話の中で元ネタとなった楽曲が登場するのはジョジョ史上初。

  • 進化
5部以来となる作中で一度もパワーアップしなかったラスボススタンドである。もっとも強すぎるためその必要は全くないのだが。

  • 遠隔スタンド
またジョジョのラスボスとしては同じく初となる遠隔型スタンドでもある。 そして上記の能力故、作中で一度も近距離での肉弾戦を行ったことがない初のラスボススタンドでもある。

  • 作者コメント
 この「厄災」という能力を、作者の荒木先生はコミックス27巻の著者コメントで「最強で最恐だと思った。厄災は不条理で襲って来るけれども、実は「理」でがんじがらめに繋がっていて、万人のもとに平等にやって来る。強すぎる。厄災を「乗り越える」とか考える事、それ自体がいけない事なのかもしれない」と語っている。

  • 強さ議論
能力の項目を読めば分かるように、その余りの強さ故、登場から間もなくジョジョにおける強さ議論の1位2位争い候補となってしまった。

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