概要
杜王町在住。社会学部の1年生で、年齢は19歳。
母子家庭で、母親の鈴世との2人暮らしだが、母親が男遊びをしたり昼間から酒を飲んだりといった無責任な行動ばかりを取っており、康穂もそんな母親を軽蔑しているため、親子関係はすこぶる悪い。そのため、暖かい家庭に憧れを抱いており、他人であろうとも家族が円満に暮らすためなら手助けを惜しまない一面があり、どこか切ない優しさの持ち主である。
東方常秀から逃げていた際に全裸で記憶喪失の主人公・東方定助を発見し、介抱する。
それがきっかけとなり、彼女は定助の正体をつきとめるべく彼の調査に同行することになる。現在は彼に好意を抱いている模様。
壁の目で定助を発見した際に右足首に謎の歯型の傷を負う。その影響からか、知らず知らずのうちにスタンド能力に覚醒する。
東方家の面々からは常秀の彼女だと認識されているが、一度キスしただけの関係で、本人は最近の彼の性格の悪さ故に常秀のことをよく思っておらず、携帯の着信も拒否している。
20巻ではパンチラシーンが多く描かれた他、東方密葉との微レズシーンも見られた。なお、この巻では元カレがいることが判明した。
容姿
特徴的なおさげ髪と、花が沢山ついたミニスカートが特徴的な女の子。髪の色はピンクだったり金髪だったり銀髪だったり青髪だったりする。
人によっては鏡の人ヘアーにも見えるらしい。
性格
見ず知らずの青年である定助を病院へと連れて行ったり、彼の素性を調べるのに協力したりと、基本的には優しく仲間思いな性格である。
その一方で、ホリーに自分をエロ本の写真の女性だと勘違いされた時はわりと激し目に怒ったり、悲しい事があると変に我慢せずに涙を流すなど、感情表現は素直にするタイプ。
機能不全家庭で育ったこともあってか、どこかさみしがり屋なところがあり、定助と惹かれ合ったのも同じ孤独を抱いている者同士だったことが大きい。
当人はそこまで恋多き方でもない(母親がアレなのでそういうのを嫌っているのかも知れない)のだが、世話焼きで割とフランクなためか男を引き寄せる魔性の素質があり、常秀や元カレなどは彼女を一途に愛しすぎて拗らせてしまった。かくいう定助も康穂に対しては若干重めな感情を抱いており、彼女の意志に関係なく男を狂わせる所がある模様。当人にとっては迷惑極まりない話だが。
スタンド「ペイズリー・パーク」
「方向」を「導く」スタンド。
詳しくは【ペイズリー・パーク】へ
過去
実は岩動物「髪留め」によって悪夢を見せられ自殺未遂をした過去がある(父親から「新しい恋人ができたからもう会えない」と告げられる悪夢を見せられた)。その時に助けたのが吉良・ホリー・ジョースターであった。ちなみに髪留めは、吉良吉影によって踏み潰され圧死している。髪留めの亡骸は、正体を知らなかった康穂によって保管されていた。
アーバン・ゲリラ&ドレミファソラティ・ドとの戦いで康穂は「岩動物」の存在を知り、髪留めも同じ種族ではないかと気づいた。
余談
第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場した広瀬康一に似た名前だが、両者の関係は不明である。
ファンの間では、第7部以降の世界(パラレルワールド)における広瀬康一に相当する存在だとする説が今のところ有力。