サライムシ

さらいむし

サライムシとは、『ピクミン』シリーズに登場する原生生物である。

生態

和名	テナガドウガネサライムシ
分類	サライムシ科

羽ではなく大型の触角で宙を飛ぶ、甲虫型の原生生物。

羽を退化させて陸上生物となったが、触角が発達したので再び空へ戻ったという複雑な経緯を持っている模様。近似種に『トテツチホカシ』が存在する。

名前通りピクミンを見つけると掴みかかって攫って行き、一定時間後に地面へと叩きつけて埋めてしまう。

身を守る為や食べる目的で攫う訳ではないらしく、その生態は謎に包まれている。これに関してオリマーは『サライムシ科の生物は面白い者が多い』という趣旨のコメントをしている。

ピクミンを投げつけると落下することがある他、紫ピクミンがしがみついた場合は死ぬまで浮上できなくなる(『2』のみ。『3』では普通に振り張ってくる)為、敵としては弱い部類に入る。

ただし『1』では空中にいる時にピクミンを投げ当てた場合確実に落下する一方で、『2』では紫ピクミンを、『3』では岩ピクミンを投げ当てない限りは落ちるか振り払うかが完全にランダムという迷惑な側面もある。

また、『1』では行動範囲に制限が無く目の届かないところでピクミンが襲われる可能性があり、『3』ではピクミンを落とした先が水中や奈落の底な事もあったりと、地味に厄介な一面も見せる。

ちなみに遠くから観察していると、ハエのように前脚をこすり合わせる仕草を見る事が出来る。

ルーイメモによると、新鮮な個体の中身を吸うのが美味しく頂ける方法だとか。

……生食でもいけるのだろうか。